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高所得で有名だけど内実はどうなのか?「医師」の仕事内容と給料とは?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

駆け出し時代はアルバイトで食いつなぐことも

医師の仕事というと、病気の治療や予防を思い浮かべるかもしれませんが、これは医師全体の仕事の一部です。患者を診断して治療する医師である「臨床医」の他に、大学などで医療の研究をする「研究医」もいます。研究医は病気のメカニズムを明らかにして、新しい治療法を見つけるのです。

臨床医の働き方には、自分で医院を開業する、または病院や診療所で働くという2パターンがあります。そして、働く場所によって臨床医の仕事の内容も変わってきます。医師になるためのルートは、医学部のある大学を卒業して、医師国家試験に合格するというものです。試験自体の合格率は90%前後。「医師ってそんなに簡単になれるの?」と思うかもしれませんが、医学部入試自体の難しさもありますし、在学中にはしっかりと勉強しないといけません。

また、2年間の臨床研修も受ける必要があり、医師になるまでに時間がかかります。この研修の間に、自分が進みたい診療科を決めます。また、必須ではありませんが、多くの医師がさらに研修を受けて専門医(専門医療を提供できる医師)と認定されます。

な医師の平均年収は約1160万、平均月収は91万円と言われ高収入ですが、働き始めた20代の給与はあまりよくありません。大病院の医師だと年収2000万円ということもありますが、大学病院の助手クラスの医師だとアルバイト(非常勤の医師として働く)で生活費を稼ぐことも珍しくありません。

たとえ給与が高かったとしても、非番の日でも呼び出されるのが当たり前という激務であるので、割に合わないかもしれません。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

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