暑さ、寒さ対策を万全にしておく
プロ野球と違って、少年野球は1年中試合が 行われる。暑いからナイターで、寒いからドームで、というわけにはいかないので、暑さ対策、寒さ対策は万全にしておきたい。特に寒さは大敵だ。暑さは、慣れればある程度は人間の身体が対応してくれるが、寒さは慣れようがない。選手は動いているのでそれほど寒く感じなくても、座りっぱなしのスコアラーにとって、寒さ対策は必須だ。
寒さ対策に必須の5つのアイテム
夏の暑さよりも、冬の寒さ対策の方が重要。選手と違って動けないので、寒さはとうにもならない。風の強い日、天気の悪い日は特に万全の準備をしておこう。
●カイロ
貼るタイプのものを、予備も含めて複数個用意しておく。
●温かいほうじ茶
ほうじ茶なら、利尿作用が働くカフェインが入っていない。ペットボトルではすぐに冷えてしまうので、保温性能の高いボトルに入れる。
●手袋
記入するときに支障ないように、指先が開いているタイプがいい。
●ひざ掛け
少し大きめのものを用意して、腰からすっぽり包むと温かい。
●ブーツ
ムートン製のものが、風を通しにくく温かいので、おすすめ。
【書誌情報】
『少年野球 スコアのつけ方』
監修: 一般社団法人 日本野球機構(NPB)
“我が子が少年野球を始めた親御さん”にターゲットを絞った1冊。試合時にスコアブックを付ける役割が、選手のお母さんに依頼するチームが多いことから、スコアの付け方をゼロから解説します。モデルは全て小学生を使い、全て小学生野球のルールでの内容構成です。少年野球のスコア記載はプロ野球よりも様々なことが起こり、スコアを書く側からすると何倍も難しいもの。小学生で起こりがちなスコア記入例&プレーを、野球初心者のお母さんたちの声を拾って重点的に解説します。また、監修には日本野球機構(NPB)の現役公式記録員についていただき完璧な最高峰のスコアの付け方を伝授します。
公開日:2020.06.05