消費カロリーのために運動するのは非効率
痩せやすい体づくりを目指すには、食事管理はもちろん、運動も重要だと考えているいる人が多いと思います。運動について、まずは目的を理解しておくとやる気の継続につながります。
結論から言うと、運動の目的は目先の消費カロリーを稼ぐというためよりも、筋肉量の増加や維持のために必要なのです。例えば、体重50kgの人が1時間ウォーキングした場合、158キロカロリー程度の消費になり、おにぎり約1個分の運動量となります。
消費カロリーを稼ぐという意味ではあまり利点がなく、この場合、おにぎりを食べるのを我慢したほうが効率がよさそうに感じてしまいます。
短期的に考えると運動にはあまり期待できなそうですが、長期的に考えると様々なメリットが。リバウンドせずに痩せるためには、基礎代謝を上げることが重要です。そして、基礎代謝を上げるためには筋肉量を増やすことが有効で、そのために運度をするという意識を持ちましょう。
仮に筋肉量が1kg増えてもせいぜい13キロカロリー程度の消費が増えるだけですが、その筋肉を維持するためにさらなるエネルギーが必要なので、以前よりも太りにくい体になっていることを実感できるでしょう。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話』
著:藤田聡
シリーズ累計発行部数130万部突破! ダイエット・健康で超大切な『たんぱく質』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!昨今ダイエット業界でも注目を集める『たんぱく質』。せっかく痩せてもリバウンドしてしまう原因は、筋力の低下によるものが多く、その筋力を向上、維持するために欠かせないのがたんぱく質になります。「どんなものに入ってるの?」「リバウンドしないために1日に必要な量は?」「動物性と植物性の効果の違いはある?」など、たんぱく質の疑問を全て解決します。ダイエットのため、家族の健康のため、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
公開日:2020.06.01
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