カフェインのデメリットを知らずにコーヒーを飲み続ける
「寝る子は育つ」と言いますが「寝る子は痩せる」と言ってもいいかもしれません。よい眠りはダイエットに有効。ここで注意したいのはコーヒーや紅茶などに含まれるカフェイン。
通常、飲み物で摂ったカフェインの効果が代謝により半求するのに5~8時間、ときには10時間かかるとされています。ですから、夜12時に眠りにつくなら、昼の14時以降は控えたほうが無難です。
しかしカフェインの代謝には個人差がありますね。夜コーヒーを飲んでも問題なく眠りにつける人もいます。ところが眠の質、つまり眠りの深さを詳しく計測してみると、カフェインを摂ることで睡眠の質は下がっていることがわかるのです。
睡眠の問題には改めて触れますが、眠れたかだけではなく、質にも注目してくださいね。
また、カフェインを含む飲み物には、コーヒー、紅茶、緑茶などがありますが、意外に忘れられがちなのがウーロン茶です。ウーロン茶は約3杯でコーヒー1杯分のカフェインを含みます。
その他、コーラやエナジードリンクにもカフェインが多いのでご注意を。
カフェインを摂るメリット・デメリット
メリット
- 覚醒作用があり、集中力が高まる
- 利尿作用がある
- 二日酔いを緩和する
- ダイエット効果がある
- 身体能力の向上効果がある
デメリット
- 睡眠の質が悪くなる
- トイレが近くなる
- 妊娠中や授乳中の方は赤ちゃんに影響がある
- 胃が痛くなる
- 血糖値を上昇させる
- 依存性がある
カフェインの含有量
まとめ
カフェインの性質を知って上手にダイエットに活用する。
【出典】『カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣』著:治療家・ダイエットコーチ 野上 浩一郎
【書誌情報】
『カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣』
著:野上浩一郎
「カラダが変われば人生が変わる 一生痩せ体質になるすごい習慣」では、無理なダイエットではなく、長期的に痩せやすい体質を作るための生活習慣の改善を提案しています。食事、運動、睡眠などをバランスよく整え、ストレスを減らすことが重要。小さな習慣を積み重ねることで、健康的な体を維持し、人生全般の質を向上させる方法が紹介されています。効率よくダイエットを行いたい方におすすめの1冊です。
公開日:2024.10.21