状況を判断してチャンスを作れ!
オーバーラップは攻撃の際に有効な戦術ですが、どのようなタイミングでオーバーラップをすればいいのでしょうか。
オーバーラップを効果的に使うためにも、タイミングというのは非常に大事になってきます。
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以下の4つの状況の時にオーバーラップが有効と考えられます。
① 相手ディフェンスが少ない時
オーバーラップは数的優位を作ることができます。
相手のディフェンダーが少ない時にオーバーラップをすることで、数的優位を作り、簡単に相手ディフェンスを崩すことができるのです!
② 相手ディフェンダーが中央に集中している時
オーバーラップをすることで、相手ディフェンダーをサイドに釣り出すことができ、中央にスペースを作ることができます。
スペースを作ることで、パスカットやシュートブロックされる可能性を低くすることができます。
③ 味方が1対1の時
味方がサイドで相手ディフェンダーと1対1の時、オーバーラップをすることで、2対1の状況を作ることができます。
数的優位になることで、ドリブルするしかなかった状況からパスを選択することもできる状況に変えることができ、相手ディフェンダーは対応が難しくなります。
④ クロスを上げたらチャンスになる時
味方がゴール前に3~4人いて、クロスを上げたらチャンスになる時もオーバーラップは有効です。
オーバーラップをしてきた選手にパスしてもしなくても、オーバーラップをしてきたら相手ディフェンダーは守備の対応が難しくなるので、クロスを正確に狙ったところに蹴れるだけの時間と余裕を作ることができます
このようにオーバーラップを最大限に活かすタイミングがあります。
そこで、オーバーラップをするかしないかの状況判断が必要になってきます。
例えば、前にたくさん相手がいたり、前にあまりスペースがないという場合にはオーバーラップはせず、後ろでフォローする方が良いと言えます。
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公開日:2020.08.24
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