今の自分を知れば、アイデンティティを変えられる
人は誰でもある価値観を持って生きています。また、日頃はあまり意識することはないかもしれませんが、みんな「自分はこういう人間なんだ」というあるイメージを持っているものです。
あるプロゴルファーは、自分のことを「堅実なゴルファーだ」と表現しました。彼はあまり冒険をすることなく、着実にパーを重ね、チャンスが来るのをじっと待つタイプなので、自分のことを「堅実なゴルファーだ」と思っているのです。
そして、彼の堅実さは必ずしもゴルフの場面だけではなく、彼の日常生活にも現われているのです。
なぜなら、人は誰しも、生まれてから大人へと成長する過程で、親や教師から、「こう生きるべきだ」という価値観を植えつけられているからです。
本書は、皆さんのアイデンティティを変えて、ランクを上げることで、ゴルフのスコアを良くすることを目的としています。しかし、一口にアイデンティティを変えるといっても、一朝一夕にはことは進みません。
アイデンティティを変えるには、まず、いったん時間をかけて自分という人間を見つめ直す必要があります。
【書誌情報】
『信じればパープレイは必ずできる! 「思い」で叶えるゴルフ上達法』
著者:佐久間馨
「ゴルフを上手くなりたい」と考える人は、自分のスイングを直そうとします。それもひとつの方法ですが、スイングを直すだけではスコアアップは望めません。「練習不要」をうたい、「練習ぎらい」を書名にした著書もある本書の著者は、「パープレイは誰でもできる」と言います。その方法となるのは、プレイの発想方法とやり方を変えること。簡単にスコアがよくなる発想方法があるのです。この本では、その方法を数多く紹介しています。明日コースに出る人でも実践できることばかりで、ゴルフがより一層楽しくなるはずです。
公開日:2020.10.04