ウイスキー通必見!? 生クリームとバーボンで楽しむ注目ウイスキーカクテル2選【THE カクテルバイブル500】


ウイスキー【バーバリーコースト(Barbary Coast)】

生クリームがウイスキーをまろやかに
「バーバリーコースト」は、アフリカの北西岸一帯を指す。かつては海賊によって地中海貿易が被害を受けたと言われるが、現在は観光客でにぎわう。ウイスキーと生クリームが調和し、コクがありまろやかな味わいの一杯。

レシピ
ドライジン:15ml
クレームドカカオ(ホワイト):15ml
生クリーム:15ml
すべての材料と氷をシェーカーに入れ、シェーク。グラスに注いで完成。
ひとことメモ
「アペリティフ(食前酒)」の対義語は「ディジェスティフ」。ブランデーやデザートワインを飲むのが一般的だが、このカクテルはディジェスティフにも最適な一杯。
ウイスキー【バーボネラ(Bourbonella)】

バーボンの持ち味が引き立つ
1930年代にイギリスのバーテンダーW・ホイットフィールド氏によって考案されたといわれる一杯。ドライベルモットとオレンジキュラソーを加えることで、バーボンならではの甘美な味わいをよりいっそう引き立てている。

レシピ
ドライベルモット:15ml
オレンジキュラソー:15ml
グレナデンシロップ:1dash
すべての材料と氷をミキシンググラスに入れ、軽く混ぜる。グラスに注いで完成。
ひとことメモ
バーボンの可能性を感じることのできる“通向け”の一杯。赤みがかった色合いが美しい。
ウイスキー(Whisky)とは
大麦や小麦、ライ麦などの穀類を主原料とする蒸留酒(スピリッツ)で、褐色の色合いが特徴。つくられる土地の風土によって原料の種類や蒸留方法が異なるため風味も多彩。スコッチ、アイリッシュ、アメリカン(バーボン)、カナディアン、ジャパニーズが世界5大ウイスキーと呼ばれている。
【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡
【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡
ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ワイン、ビール、リキュールーーさまざまなお酒を使って、無限の楽しみ方ができるカクテル。いまや定番となったレモンサワーやハイボールもカクテルに含まれます。
本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
人気のマティーニ、ジントニック、マルガリータ、モスコミュール、ギムレット、カシスオレンジ、ソルティドッグなど定番から新作、日本酒を用いた北村氏のオリジナルカクテルまで、自分好みのカクテルが必ず見つかる、見るだけでも楽しい、必携の一冊。
「自分でつくる宅のみ派」もいれば、「BARで雰囲気も楽しむ派」、「知識や蘊蓄を語りたい派」(インテリアとして飾りたい人)など「カクテル」の楽しみ方はいろいろ。
どのニーズにも対応するよう、スタンダードから最新の人気カクテル(コンテスト受賞作品など)までは500種類以上のカクテルを網羅し、美しい写真と詳しいレシピで紹介、そのカクテルの誕生やまつわるエピソードなど解説する。
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