菅原大地が贈る究極のレッスン
力で飛ばすな!“サイコースウィング”で飛ばせ!
レッスン界の風雲児ともいわれている菅原大地。その人気の秘密は、アマチュアに寄り添ったスウィング理論と、わかりやすい教え方にある。そんな彼の口癖は、「力がなくても飛ばせるスウィング」(=サイコー“最大効率”スウィング)。効率のいいスウィングをすれば、誰でも飛ばせるようになるというのだ。果たしてその方法とは?飛ばしのコツをわりやすく教えてもらった。
振り方だけを気にしていても上達しない
スウィングはセットアップから始まっている
●セットアップの欠陥がゴルフの上達を妨げる
これまで延べ約2万人のアマチュアゴルファーのスウィングを見てきたわけですが、その数が増えるにしたがって、ほとんどの人が大きな勘違いをしていることを確信しました。 その勘違いとは、セットアップに対する考え方。アマチュアの多くが、セットアップをスウィングを行うための準備だと考えていることです。 その考え方のどこがいけないのか? その答えは、セットアップは準備でなく、スウィングの一部だから。言い換えればスウィングはセットアップから始まるもので、ここで手違いがあると、その後どんなに頑張っても正しいスウィングにはならないからです。
これは練習の段階でも同じことが言えます。多くのゴルファーは、スウィングの形にこだわって、たくさんの素振りをし、多くの球を打ちますが、セットアップに問題があればすべての練習は無駄になります。 もし皆さんが、本気でゴルフが上手くなりたいと思うなら、まずはセットアップにこだわってください。クラブを正しく動かせる握り方をしているか。きちんと前傾をしているか。下半身が使えるようにアドレスをしているか。フェースはターゲットを向き、体はターゲットラインに対して平行になっているか。
完璧なアドレスが完成すれば、間違いなくショットの完成度も格段に上がります。 ただ、唯一の問題点は、セットアップの練習が、地味で面白みに欠けること。しかし、本気で上手くなりたいと思うなら、長年、ゴルフをやってきた人もまずはここから見直すべきです。きちんとやれば、2~3カ月後には、驚くほどの成果が得られるはずです
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【レッスンプロ情報】
●菅原大地
プルーフコーポレーション所属。1989年生まれ。19歳からプロを目指してゴルフをスタート。太平洋クラブ御殿場コースに練習生として所属。その後、神奈川県横浜市にあるハンズゴルフクラブに就職してゴルフ歴4年でティーチングプロ試験に合格。レッスンプロとして活動を始める。丁寧でわかりやすい指導が人気を呼び、現在、個人レッスンはキャンセル待ち状態。2019年2月に開設した自身のYouTubeチャンネル「Daichi ゴルフTV」も、1年数カ月で登録者数が20万人を超えた。今、最も注目を集めている若手レッスンプロ
公開日:2020.10.22