大正浪漫の香りをグラスに!甘口カクテルの魅力とは?【THE カクテルバイブル500】

ワイン&シャンパンなど【大正浪漫(Taisyo Roman)】

シンプルな甘口でアフターディナーにおすすめ

大正元年(1912年)頃から東京や横浜にバーが増加し、日本で本格的にカクテル文化が広まっていく。このカクテルはその時代のモダンな女性が好みそうな味をイメージして考案された著者オリジナルだ。

レシピ

ルビーポートワイン:30ml
アプリコットリキュール:20ml
クレームドカシス:10ml

すべての材料と氷をミキシンググラスに入れ、ステア。グラスに注いで完成。

ひとことメモ

味わいはまさにオリエンタルテイストでエキゾチック。大正時代のハイカラな女性を彷彿とさせる。ぜひアンティークなグラスを使って。


ワイン&シャンパンなど【ハーフ&ハーフ(Half-and-Half)】

組み合わせ次第で変化する味わいを楽しむ

ドライとスイート、それぞれのベルモットを同量ずつ混ぜ合わせた、シンプルだが奥深いカクテル。食事との相性もよいため、アペリティフとしてもおすすめの一杯だ。オレンジを少量搾れば、華やかな香りが際立つ。

レシピ

ドライベルモット:30ml
スイートベルモット:30ml

氷を入れたグラスにすべての材料を入れる。軽く混ぜ、お好みでオレンジを添えれば完成。

ひとことメモ

ベルモットの2銘柄をチンザノにすると「チンチンカクテル」に。チンチン(CIN CIN)はイタリア語で「乾杯」の意味。


ワイン&シャンパンなど(Wine & Champagne)

ワインの歴史は古く、紀元前3000年ごろまで遡る。製法によって赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど無発泡の「スティルワイン」と、シャンパンに代表される「スパークリングワイン」に大きく分けられる。ほかに、ブランデーを添加したシェリー酒、ハーブやフルーツで香りづけしたフレーバードワインなども。

【出典】『THE カクテルバイブル500』著:北村 聡

【書誌情報】
『THE カクテルバイブル500』
著:北村 聡

『THE カクテルバイブル500』
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ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ワイン、ビール、リキュールーーさまざまなお酒を使って、無限の楽しみ方ができるカクテル。いまや定番となったレモンサワーやハイボールもカクテルに含まれます。
本書は数々のコンテストで優勝経験をもつバーテンダー歴47年のエグゼクティブスペシャリストの北村聡氏による500種類のカクテルを紹介した大図鑑。カクテルはもともと「自由に楽しむもの」。
人気のマティーニ、ジントニック、マルガリータ、モスコミュール、ギムレット、カシスオレンジ、ソルティドッグなど定番から新作、日本酒を用いた北村氏のオリジナルカクテルまで、自分好みのカクテルが必ず見つかる、見るだけでも楽しい、必携の一冊。
「自分でつくる宅のみ派」もいれば、「BARで雰囲気も楽しむ派」、「知識や蘊蓄を語りたい派」(インテリアとして飾りたい人)など「カクテル」の楽しみ方はいろいろ。
どのニーズにも対応するよう、スタンダードから最新の人気カクテル(コンテスト受賞作品など)までは500種類以上のカクテルを網羅し、美しい写真と詳しいレシピで紹介、そのカクテルの誕生やまつわるエピソードなど解説する。

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