高血糖の危険性も!?血糖値を上昇させ痩せない体にする「霜降り筋肉」とは?【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

筋肉に脂肪がつくと血糖値が上がりやすい体に

筋肉に脂肪がつく霜降り筋肉に要注意

筋肉に「異所性脂肪」がつくと、血糖値が上がりやすくなり、やせにくい体になります。異所性脂肪とは、本来脂肪がたまる場所ではない筋肉や肝臓などに、余分な脂肪が入り込んでしまう状態のこと。骨格筋に異所性脂肪がたまると、霜降り肉のように筋肉の間に脂肪がついた「脂肪筋」になるので、私はこれを「霜降り筋肉」と呼んでいます。霜降り筋肉は、筋肉の集中する下半身にたまりやすい傾向があります。

筋肉は本来、糖をとり込んでエネルギーとして使う重要な器官ですが、筋肉の細胞内に脂肪がたまりすぎると、インスリンの働きが妨げられ、糖をうまくとり込めなくなります。

糖が血液中に残ることで血糖値が上がり、体はさらにインスリンを出そうとするため、脂肪をため込みやすい体に。つまり、筋肉に脂肪がつくと代謝が落ち、エネルギーが使われにくくなって、太りやすく、やせにくい体へと変わっていくのです。

運動不足や糖質過多の食生活は異所性脂肪を増やす原因になるため、適度な運動と血糖値を上げない食べ方などの見直しが大切です。

霜降り筋肉は下半身につきやすい

骨格を動かす筋肉「骨格筋」にたまりやすく、全身の骨格筋の7割が太ももなどの下半身にあるため。

血糖値を上昇させる「霜降り筋肉」がやせない体にする

健康な筋肉の場合

血液中にブドウ糖が増えたら、インスリンの働きで筋肉にとり込まれ、血糖値の上昇を抑えることができる。

霜降り筋肉の場合

筋肉に脂肪がついてしまうと、血液中に増えたブドウ糖を筋肉にとり込むことができず、血糖値が上昇してしまう。

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


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