入浴で副交感神経を優位にする
これまでお話ししてきたようにダイエットにはストレスが大敵です。ストレスを和らげるためには、心身を緊張状態に導く交感神経の働きを鎮め、リラックスを促す副交感神経を優位にすることが大切です。
Day4でも触れましたが、副交感神経の働きを高める方法として、ゆっくりとお風呂に入ることが挙げられます。一人暮らしをしている人、日々忙しい人などはシャワーで済ませてしまうことが多いと思います。シャワーでは体の汚れは取れるものの、交感神経は鎮まりません。ストレスを強く感じている人ほどゆったりとしたバスタイムを設けてくつろぐようにしてください。
適度なお湯で全身浴を
ここでは、より効率的にリラックスできる入浴方法を取り入れましょう。
第一のポイントは温度です。熱すぎたり、冷たく感じたりするお湯につかると、交感神経の働きが強くなってしまいます。適温の目安は38~40度ですが、自分が「気持ちいい」と感じる温度のお湯に、少なくとも5分以上ゆったりと浸かることで、心身の緊張が和らぎます。
半身浴が健康にいいといわれていますが、疲労回復には全身浴がおすすめ(※)。全身浴は浮力によって筋肉が重力から解放されるとともに、水圧で血行が良くなるため、より筋肉の疲労を回復する効果が高いからです。
全身浴で圧迫感がある場合は、全身浴と半身浴を交互に行いましょう。
※血圧が高めの人や心臓に疾患がある人などは、心臓への負担を避けるため半身浴のほうが適しています。
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公開日:2020.12.19