プロ野球12球団日本シリーズベスト&ワーストバウト
昨シーズンで71回目となる日本シリーズ。短期決戦ならではの激闘の記憶を球団別にベスト&ワースト年を独断と偏見で選出してみた。
阪神タイガース
【ベストゲーム】
1985年 対西武
●投打の助っ人の活躍で球団史上唯一の日本一に
バース、掛布雅之、岡田彰布を擁するダイナマイト打線が爆発し、21年ぶりのリーグ優勝。シリーズでは管理野球を標榜し、リーグ随一の投手陣を誇る西武との勝負となったが、シーズンMVPのバースのバットは止まらず。重要な場面で打ちまくった結果、球団史上(現時点で)初で最後の日本一を果たした。シリーズでもMVPに輝いたバースはもちろん、胴上げ投手になったゲイルの活躍も光る。
【ワーストゲーム】
2005年 対ロッテ
●忘れたくても忘れられない悪魔の数字「33-4」
シーズン40本塁打の金本知憲らを中心とした強力打線を擁していたが、シリーズが始まるとロッテ投手陣に完璧に封じ込まれて、シリーズを通じてたったの4得点、本塁打に至ってはゼロという有様。一方の投手陣もエース・井川慶らが振るわず、3試合連続で2ケタ失点を献上。最終的には4タテで惨敗。4戦トータルのスコア「33-4」は以降、阪神ファンの強烈なトラウマになったのは言うまでもない。
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公開日:2021.01.20