【TCK女王盃】JRAから地方へ転厩でGⅠまで登り詰めたネームバリューが初めて制した交流重賞とは!?

非常事態宣言が発令され、次々と競馬場の無観客が決まっていき、1月20日に大井競馬場で行われる2021年最初の交流重賞レース「TCK女王盃」も、無観客のもと開催されることが決まっている。
少し寂しいが、早期のコロナ収束を願わざるをえない。
それでは、「TCK女王盃」の出走馬に目を向けてみると、昨年の勝ち馬⑤マドラスチェック、同じコース・距離のレディースプレリュード勝ち馬④マルシュロレーヌ、関東オークス勝ち馬⑨レーヌブランシュ、古豪③プリシアコメータ、上り馬⑦ローザノワールの5頭がJRAから登録してきた。
対する地方所属馬はというと、クイーン賞の3着、4着の①サルサレイア、②マルカセンサーが交流重賞で実績を残している馬。その他の2頭は実績的に物足りないというメンバーとなっている。
過去10年の勝ち馬を見ても、JRA9勝、地方所属馬1勝とJRA勢が圧倒しており、今年もメンバー構成からJRA勢が有利と見る。
そんなJRA勢が有利の中、過去に地方所属馬として勝利したレジェンド牝馬を紹介しよう。
2003年勝ち馬・ネームヴァリュー
2000年8月に札幌でデビューし、札幌競馬場で2連勝を飾る。しかし、そこから勝ちに見放され11連敗を喫する。
久々の勝利はまたしても札幌競馬場で2002年8月。翌月の9月にも札幌競馬場で勝利を挙げた後、地方競馬の船橋へ転厩する。
すると、眠っていた素質が開花!!
移籍初戦で地方重賞を制覇して、暮れの「東京大賞典(JpnⅠ)」に出走すると、地方競馬所属馬としては最先着の4着と結果を残す。
翌年2003年の初戦に「TCK女王盃(JpnⅢ)」に出走し、初交流重賞制覇を挙げると、その後は交流重賞で善戦する走りを披露し続けた。
そして、この馬にとってのハイライトレース「帝王賞(JpnⅠ)」。フェブラリーS勝ち馬・ゴールドアリュールも出走してきたなか、2着に4馬身差をつける大差でGⅠ級馬となる。
結果この勝利が最後の勝利となり2003年に引退する。
輸送に弱く、JRAでは滞在競馬の札幌だけの勝利しかなく、ダート未経験での船橋移籍だったが、輸送の少ない地方競馬への転厩が、結果的にこの馬の素質を開花させた稀有な例であった。
果たして「TCK女王盃」からシンデレラストーリーを築く馬の誕生となるか!?
発走は1月20日 大井競馬場 11レース 16:10発走予定。
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