ティモンディが語る済美高校野球部の伝説!
今やテレビで見ない日はないほどの大ブレイクぶりで、すっかりお茶の間の人気者になったお笑い芸人・ティモンディのふたり。彼らが高校野球界の超名門・済美高校野球部出身なのは誰もが知るところだが、ここでは野球漬けの寮生活の中で、特に思い出深いエピソードを、思いっきりぶちまけて頂きました!
朝から夜遅くまでぶっ通しの練習の日々
――練習は、相当ハードだった?
高岸:シンプルに練習時間が長かったです。休日はそれこそ、朝から夜遅くまでぶっ通し。あとは、やっぱりランメニューはきつかった思い出があります。
前田:ウエートトレーニングでかなり体を追い込んで、ヘトヘトの状態から陸上選手がやるような本格的なメニューに突入するんです。練習前からすでに疲労がたまっているので、しんどかったですね。
厳しくても辞めたいと思ったことは一度もなし
――それだけ厳しくて「辞めたい」と思ったことは?
高岸:きついとは思っていましたけど、辞めたいとは思わなかったですね。甲子園優勝、プロ野球選手という目標もあったし、なにより仲間がみんな頑張っていますから。
前田:精神的にきつい時期っていうのは、みんなあったと思うんです。僕の場合は高校2年の秋、新チームで背番号がもらえなかった。ショックだし、きついんですけど、毎日の練習はすぐにやってくる。たとえばやる気が出ないとか、そういう「惰性」で乗り越えられるレベルの練習ではないので……(笑)。
前田:逆にもう少し余裕があれば、「辞めたい」とか「悔しい」とか、チームメイトへの嫉妬とか、そういう感情も出てきたのかもしれないですけど、明日やってくる練習を、チームとして乗りこえないといけない。背番号がもらえなかったからといって、自分だけやらないというのは、ちょっと違うのかなと。
【「がっつり!プロ野球」ティモンディ書籍刊行記念インタビュー】
『やればできる!ティモンディのベースボール教室』
著者:ティモンディ
お笑い芸人・ティモンディによる野球がうまくなる指南書。超名門・済美高校野球部出身ならではの日々の練習法、トレーニング法などはもちろん「野球部あるある」「済美あるある」「本当にうまくなる練習法」などを網羅した「笑って野球が上手くなる」1冊。投球編、守備編、打撃編などに分けて、比較的基礎的な内容の技術を解説。ティモンディ高岸による「子どもたちへの金言」も掲載。実際に150キロを投げる方法、柵越えを打つために必要なことを大公開します。
公開日:2021.02.28