ドライバーでも同じスイングでOK
圧力系のスイングはアイアン型のスイングですが、ドライバーでも基本的な打ち方は変わりません。コンパクトなバックスイングから加速の原理を利用してボールに圧をかけます。ティーアップしているからといってすくい打ったりせず、手元がクラブヘッドより先行するハンドファーストの状態でボールをとらえてください。ドライバーは慣性モーメントが大きいので、パンチショットのイメージで打っても、フォロースルーでクラブが止まらず自然にフィニッシュを迎えてしまいますが、それでOKです。
飛距離が出てしまうスイングなので、飛ばそうとする必要はありません。林の中からアイアンで脱出するイメージで打てば、クラブが勝手に飛ばしてくれます。弾道は低めですが、そのぶん曲がりませんから、しっかりと下半身を使ってボールに強い圧をかけることを心がけましょう。
【書誌情報】
『70台は楽に出る!「圧力系」インパクトの作り方』
著者:阿河徹
ボールがクラブフェースにきちんと当たる確率を高め、飛距離が十分出る― そんなスイングを実現するため著者ススメているのが「圧力系インパクト」。小さなバックスイングで強いインパクトを実現する。本書では、このインパクトの作り方を写真を数多く用いて解説。70台のスコアも可能にする、ゴルファー待望の一冊だ。
公開日:2021.04.30