マリー・アントワネットが所持していた「世界最大級のブルーダイヤモンド」とは!?【宝石・ジュエリー図鑑】

ファッションリーダーとともに プリンセスとジュエリー
美しい宝石は、歴史上の女王やプリンセスたちにも愛されてきました。当時の彼女たちは、流行を生み出すファッションリーダー、現在でいうところのインフルエンサーともいえる存在。国一番のデザイナーたちが競ってジュエリーをデザインしました。
世界のプリンセスとジュエリー
当時の女王やプリンセスたちが身につけるジュエリーは、国一番のデザイナーが国の威信をかけてデザインしました。大きなサイズの宝石をたくさん使うので、とても見ごたえのある仕上がりになりました。
なかでも18世紀のフランス王妃、マリー・アントワネットは、華やかなことが好きだったので、現在でも有名な数多くのジュエリーをもっていたとのこと。
また、プリンセスの気品にふさわしいという宝石のカットで「プリンセスカット」とよばれるものがあります。プリンセスらしい輝きがあるカットです。
プリンセスに関わるジュエリー
プリンセスカットの宝石
四角い面に細かくカットを入れた繊細で美しい形。「プリンセス」という名前をもつ、カットの種類のひとつ。

マリー・アントワネットと「ホープダイヤモンド」

世界最大級といわれるブルーダイヤモンド。インドの鉱山で採掘されたという説があり、その後フランスのルイ14世が買い取り、やがてルイ16世とその王妃マリー・アントワネットにゆずられました。現在はアメリカのスミソニアン博物館に所蔵されています。

【出典】『宝石・ジュエリー図鑑』監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩
【書誌情報】
『宝石・ジュエリー図鑑』
監修:BIZOUX(ビズー)/科学監修:小田島庸浩
キラキラまばゆい輝きと、無限のカラーバリエーション。地球がつくりだすキセキの一粒。もしかしたら大人も知らない、宝石のひみつがわかる本です。
美しい宝石写真、かわいいイラスト、「ねえ、これ知ってる?」とすぐに話したくなるおはなし。
宝石誕生のひみつ、輝きや色のひみつ、宝石にまつわる歴史、文化、伝説をわかりやすく楽しく解説します。
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さらに地球の活動と宝石の関係や、宝石・ジュエリーにかかわるお仕事まで紹介します。







