早期発見と適切な対応が重要。覚えておきたい訪問看護師のための虐待対応【訪問看護のアイデア帖】

関係職種との連携の重要性

虐待への対応は、訪問看護師1人で解決できるものではありません。多職種連携が不可欠です。

ケアマネジャー

ケアプランの作成・見直し、多職種間の連携の中心となります。情報共有を密に行い、共同で対応策を検討します。

地域包括支援センター

高齢者虐待防止法の専門機関であり、総合的な支援を行います。相談窓口として積極的に活用しましょう。

医師

療養者の健康状態の評価、診断書の作成、医療的介入の必要性の判断などを行います。

社会福祉士・精神保健福祉士

経済的支援、心理的支援、権利擁護など、専門的な視点からのアドバイスやサポートを提供します。

警察

緊急性が高い場合や犯罪行為が疑われる場合に連携します。

弁護士

法的な問題が生じた場合や、療養者の権利擁護のために相談することがあります。

訪問看護師としての心構え

冷静かつ客観的に状況を把握する

感情的にならず、事実に基づいた判断を心がけます。

守秘義務と通報義務のバランス

療養者のプライバシー保護は重要ですが、生命の危険がある場合は通報義務が優先されます。

1 人で抱え込まない

虐待対応は精神的な負担が大きいため、事業所内で常に情報共有し、チームで支え合うことが大切です。

介護者の状況にも目を向ける

虐待の背景には、介護疲れ、経済的困窮、精神疾患など、介護者自身の困難があることも少なくありません。介護者支援の視点も持ち、必要に応じて専門機関につなぐことを検討します。

【出典】『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』著:星の砂

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【書誌情報】
『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』
著:星の砂/監修:伊藤大介


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