エネルギーの30%を消費する! 代謝を上げる「食事誘発性熱産生」の最強ブースターとは【新脂肪肝 代謝復活ダイエット】

たんぱく質を食べるとエネルギーをぐんぐん消費する

食事誘発性熱産生の量は栄養素によって異なる

たんぱく質は筋肉の材料となりますが、その他にも優れているところがあります。それが、たんぱく質を摂取したときのエネルギー消費量です。

エネルギーを消費する「代謝」については前頁で説明しましたが、そのエネルギー代謝の一つに「食事誘発性熱産生」があります。食事誘発性熱産生とは、食べたものを消化・吸収するために内臓が働き、それによって熱が生み出され、エネルギーが消費されること。食後に体が温かくなるのは、この現象によるものです。

食事誘発性熱産生で消費されるエネルギーは栄養素によって異なりますが、たんぱく質が最も多いとされています。たんぱく質は摂取したエネルギーの約30%がこの代謝に使われますが、糖質は約6%、脂質は約4%。たんぱく質は格段にエネルギー消費が多く、脂肪が燃焼しやすいことがわかります。

また、筋肉量が多いと基礎代謝が上がりますが、実は食事誘発性熱産生によるエネルギー消費量も増加します。つまり、たんぱく質を多くとることは、筋肉を増やすためにも、代謝を上げるためにもとても有効なことなのです。

食事をしたあとに体が温かくなって汗をかく

食べるだけでエネルギーを消費して代謝アップ

食事誘発性熱産生とは

食べたものを消化・吸収するために体内で消費されるエネルギー。1日に消費されるエネルギーの約10%を占めます。食事をしたあとは安静にしていても代謝が上がるということです。

栄養素によってエネルギー消費量が違う

【出典】『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』著:栗原毅・栗原丈徳

【書誌情報】
『新脂肪肝 代謝復活ダイエット』
著:栗原毅・栗原丈徳


【Amazonで購入する】

『何をしても痩せない』には理由があった!?
お酒を飲まない人や、女性にも急増中の代謝力を激落ちさせる”新脂肪肝(MASLD)”を改善すれば、何もしなくても勝手に痩せていく体になる!

お酒を飲む男性に多いイメージがある、肝臓に脂肪が付いてしまう“脂肪肝”。
たしかにアルコールは脂肪肝の一因ではありますが、近年、お酒を飲まなくてもなる『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』という新たな脂肪肝に注目が集まっています。

これは、食事内容や栄養のかたよりなどによって肝臓の代謝機能が落ちている状態で、若い女性などにも増えているダイエットに天敵の脂肪肝です。
人間が痩せるためには”代謝の良い体”が重要ですが、その代謝を行なっているのが肝臓であり、その肝臓がフォアグラのように脂肪が付いてしまっていることで、代謝力が激落ちしてしまっています。

つまり、どんなに頑張っても痩せない!という人は、そのMASLDになっている可能性大。
それを改善してあげるだけで、勝手に痩せていく体が手に入るのです。

本書では『代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)』を”新脂肪肝”と定義し、誰でも簡単に新脂肪肝を改善し、何もしなくても痩せていく体が手に入る方法を紹介します。

その方法は、
1新脂肪肝撃退丼を食べる
2痩せるプロテインを飲む
3脂肪肝が改善するすごい歯磨きをする
などなど、誰でもできる簡単なものばかり。

新脂肪肝を改善して代謝力を復活させ、勝手に痩せていく体をぜひ手に入れてください!

この記事のCategory

インフォテキストが入ります