薬も減塩も不要! 1日1分の降圧ストレッチで血圧がスッと下がる【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】


体を動かせば、薬に頼らず血圧ダウン!
降圧ストレッチでは、筋肉を繰り返し伸縮させます。そうすることで硬くなった筋肉と血管が柔軟性を取り戻し、血流が改善されて心臓のポンプ力が低下。血圧が正常値へと落ち着くようになります。
また血管を柔らかくするNO(一酸化窒素)もポイントです。NOは血管の内側にある「血管内皮細胞」から分泌される物質。筋肉を硬直させ、一度血流を悪くしてから一気に緩めると、よりたくさんの血液が流れ、NOの分泌量が増えることがわかっています。降圧ストレッチで筋肉を圧迫・弛緩させる動きを繰り返し行い、筋肉と血管を同時に柔らかくして高血圧にならない体をつくります。
さらに降圧ジャンプで肺活量もアップ。心肺機能が活性化すれば、一度に取り込める酸素量が増え、心臓の過剰な働きが抑えられ血圧低下につながります。ストレッチを行う際は水分摂取も忘れずに。終わった後にはコップ一杯の水を飲むことを心がけましょう。
「降圧ストレッチ&降圧ジャンプ」で血圧が下がる仕組み
筋肉と血管を柔らかくする
硬くなった筋肉をストレッチで柔らかくし、血管への圧迫を解消。血管内壁が刺激されて NO も分泌され、次第に血管も柔らかく、しなやかに。血液の流れがよくなることで心臓のポンプ力も正常にもどる。

心肺機能を高める
肺は自身で広げることができないため、肺の周囲にある筋肉「呼吸筋」にアプローチ。硬くなった呼吸筋を広げることで、肺の動きが活発に。加えてジャンプ運動で肺活量がアップし、酸素の運搬力も高まる。

無理をしていた心臓のポンプ力が正常に戻り、= 血圧が下がる
POINT
降圧ストレッチ&降圧ジャンプで、しなやかな筋肉・血管・肺を取り戻そう
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊
【書誌情報】
『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』
著:加藤雅俊
「血圧の薬って一生飲み続けなけるべき?」「薬をやめたいけど、やめるのが怖い!」
そんな人のために、高血圧治療の誤解を解き、薬に頼らずとも血圧を下げられる方法をご紹介。
1日1分でもできる降圧ストレッチの実践法です。