集中と休憩のメリハリがつく知っているようで知らない最強の休み方

知っているようで知らない最強の休み方

仕事でも勉強でも、休まずにやり続けることは効率的ではありません。なぜなら人間の集中力には限界があるからです。

人が集中して作業できる時間は、最長で90分間といわれています。しかし、30歳を過ぎると集中力はガクンと低下。その後も年々衰えます。ですから、「45分間集中して、15分間休む」という方法を私はおすすめしています。最も効率的で、自律神経のバランスを保つ意味でも理にかなっている方法です。

せっかく集中しているのにわざわざ休みたくないと思う人もいるでしょう。しかし、これには2つの理由があります。1つは、座り続けていると血流が悪くなること。血流が滞ると自律神経に悪影響を及ぼします。休憩時間は立ってお茶をいれたり、ストレッチをしたり、体を動かすようにしてください。可能ならば外に出て散歩をするのもいいでしょう。

2つめは、集中しているとどうしても呼吸が浅くなることです。すると副交感神経が働かず、やはり自律神経が乱れてきます。対処法は休憩中に深呼吸をすること。休憩のときは心身をリラックスさせ、集中する時間とのメリハリをつけることも大切です。

また、集中するための環境を整えるのも重要です。スマートフォンは気が散る最大の要因なので、電源をオフにしておくように。見るのは休憩時間だけにしましょう。好きな音楽をかけ、気持ちを高揚させて集中力を高めるといった工夫も効果的です。

5分集中、15分休憩が自律神経にもベスト

人間の集中力は30歳から低下

人間の集中力は最長90分で、30歳を過ぎると大幅に低下し、50歳を過ぎると半減するといわれています。理想は45分集中、15分休憩。メリハリをつけてリフレッシュすることで、自律神経も安定し、結果効率的に作業もこなせます。

45分集中するために

  • 集中する時間はスマートフォンを触るのはNG。遠くに置くか電源を切る。
  • 45分のタイマーをセット。休憩に入るときも15分のタイマーをセットする。

15分の休憩は?

座りっぱなしは血流も悪くなるので、デスクワークの場合は、お茶を入れに行く、窓の外を眺めるなど立って動くようにしてみてください。近所のコンビニに行くなど、少し歩くのもおすすめです。

【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸

【書誌情報】
『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』
著:小林 弘幸

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最近、なぜか気力も湧かないし、病院に行ってもよくわからない謎の体調不良がある……。
それはもしかしたら、『自律神経』が乱れているかもしれません。
怒ったり悲しくなったり、ストレスでメンタルにダメージを受けると、人間の生命活動の中で最も重要な『自律神経』が乱れ、その影響で身体の不調を感じる人が多くいます。

症状はさまざまで、「位置がコロコロ変わる痛み」「レントゲンで見えない腰痛」「動悸・不整脈」「パニック」など不安になるような症状をはじめ、頭痛、肩こり、不眠、過呼吸、めまい、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、多岐にわたります。
しかしそのどれもが原因不明で、病院で検査しても血液検査は正常だし、「とりあえず様子を見ましょう」となって原因がよくわからない…。
という不安を抱えることに。 そんな“自律神経の乱れによる症状”に悩む人に向けて、自律神経の名医が“たった1週間で勝手に自律神経が整っていく体になる究極のプログラムを”開発!

これまでの自律神経の研究の中から、最も効果の高い方法を厳選し、それを日々の生活に取り入れることで自然と心身のストレスが消えていきます。
その方法は、「朝にハチミツヨーグルトを食べる」「頭の中で秒数をカウントしてリズミカルに呼吸する」「頭から顔を順番にタッピングしながら寝る」など、今日から誰でもできるカンタンなものばかり。
自律神経の本の中でも、とにかく効果が高くやるべきことだけをぎゅっと詰め込んでいるので、何をしていいか迷った方にもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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