成功者の50%以上がストレスは良い物と回答!考え方で死亡リスクが大きく変化する理由とは?【ストレスの話】

「ストレスは悪」と考える人は健康リスク大
「ストレスは悪ではない」ことを裏づける調査結果が1998年にアメリカで報告されています。ストレスに対する考え方と死亡リスクの関係を調べたところ、スタンフォード大学の研究では、「強度のストレスがある」と答えた人の死亡リスクは43%も高くなっていることがわかりました。そして興味深いことに、「強度のストレスがある」と答えながら、「ストレスは体にとって必ずしも悪いものではない」と答えた人の死亡リスクは低くなっていることがわかったのです。心理学者のアリア・クラムによる調査でも、「ストレスは良いもの」と考える人は、そうでない人に比べて人生の満足度が高い傾向にあると報告されました。さらに2014年のハーバード公衆衛生大学院の研究では、企業のCEOや副社長など社会的成功者の51%が、「ストレスは良いもの」と考えていることが明らかになったのです。
これらの調査結果が示しているのは、考え方の違いによって、その人がストレスから受ける影響も変わるということ。否定的に考える人の方がストレスの悪影響を受けやすく、病気や死亡のリスクが高い一方、肯定的に捉える人はストレスの悪影響を受けにくく、心や身体の病気にも強いといえるのです。悪いのはストレスそのものではありません。「ストレスは悪いもの」という考え方こそが、私たちの健康リスクを高めているのです。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 ストレスの話』
著:ゆうき ゆう
「ストレス社会」といわれている現在、
科学や技術の発達で快適になっていく日々の生活とはうらはらに、
ストレスからくる心身の不調に多くの人が悩まされています。
ストレスの原因は仕事や学校、家庭、SNSなど人によってさまざま。
特に最近では、新型コロナウイルスの影響で
これまでの生活様式が大きく変化し、何かと行動も制限されました。
それにより、たまったストレスをうまく発散できずに常にイライラしたり、
不安感がいつまでたってもぬぐえずあまり眠れなくなったり…
また、ストレスは自律神経を乱す原因になるため、
放置すると免疫力も下がり、体の不調を招くことになります。
近年20~30代に多く見られる「過敏性腸症候群」はそのひとつで、
病院に行って検査をしても異常がみつからないのに、
日々便秘や下痢などの腹痛に悩まされる病気です。
早いうちに対処しなければ、
毎日腹痛におびえながら生活しなければならないという
新たなストレスが加わって悪循環に。
本書では、そんな諸悪の根源であるストレスの解消法を医師が解説。
そもそも自律神経が乱れるまでストレスをため込まない男女別の考え方と、
たまってしまったらすぐに自宅で解消できる方法を、
メンタルマネジメントや栄養、運動など実用的な内容で紹介しています。
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