野鳥が一番良く見えるのは? バードウォッチング5つの心得【眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話】

バードウォッチングの心得

一、急に動かない
鳥は急な動きを警戒します。動くときはなるべくそっと。鳥が不意に鳴きやんだり、動きを止めたりしたときは警戒し始めています。

一、いきなり近づかない
近くで見たいのはわかりますが、まっすぐ近づいてくる相手は基本、敵とみなされます。知らんぷりしながらそっと近づくと意外と寄れます。

一、繁殖の邪魔をしない
ヒナが鳴いている、エサを運んでいるなどは繁殖のサインです。こういうときは特に、脅かさないよう注意が必要です。最悪、巣を放棄してしまうこともあります。

一、周りに注意
鳥がいるからって人の敷地に入っちゃうのはマズいです。道を塞いだりもしないように注意してくださいね。

一、怪我をしない
これが一番大事。鳥を見るのに夢中になって崖から落ちた友人もおりますので…ちなみにこの人、肋骨をやっちゃったそうです。

鳥の姿がよく見えるのは水辺

鳥を一番見やすいのは水辺です。開けていてよく見えますし、冬ならカモが水面に浮いているはずです。水辺のヨシ原なども、鳥がよくくるところです。時には猛禽が飛ぶこともあるでしょう。

難しいのは森林で、音声ばかりで姿がなかなか見えません。こういうときは、鳥の声に耳をすますことが重要になります。声を覚えていないと、何がなんだかわからなくてストレスが溜まるかも。

時間帯は朝、それも早朝が一番よく鳥が動きます。夏の日中は鳥も動かなくなってしまうので、あまり向いていません。雨の日も、視界が悪く、雨音で声も聞こえなくなってイマイチ。

通勤路だっていろんな鳥はいるものです。まずは身近なところで始めてみるのが早道です。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』著:松原 始

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 カラスの話』
著:松原 始


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