白湯の落とし穴!実は“体を冷やす”飲み方していませんか?【眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話】


じつは白湯は体を冷やす!? 天然塩であたため効果倍増!
塩分不足と水のとりすぎに注意
高血圧などの生活習慣病を恐れて、近頃は「塩分控えめ」を心がけるのが当たり前になっています。けれども、塩は私たちの体になくてはならないもの。特に冷えや乾燥に悩む人にとって、塩分不足は大敵です。減塩しすぎると、さらに冷えが進んで活力がなくなっていきます。ただし、気をつけたいのが塩の種類。製造過程でミネラル分が取り除かれた「精製塩」ではなく、必ず、海水を天日干しや焼成してつくった「天然塩」や岩塩を使いましょう。天然塩には、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルがたっぷり含まれ、冷えや乾燥を改善する効果があります。
一方、美容や健康のため「水はたくさん飲んだほうがいい」という風潮があります。1日2リットル以上の水を飲まなければ健康になれないと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
漢方医学では、水のとりすぎは「水毒」の症状を引き起こすといわれています。水毒は、「気・血・水」の水が体内にたまり、冷えやむくみに見舞われている状態のこと。冷えの原因のひとつとして水の飲みすぎの可能性があるのです。水は、食事の水分と合わせて2リットル飲めば十分。体をあたためるとされる白湯は飲むとホッとしますが、体内で冷めれば結局は水。飲みすぎは禁物です。白湯を飲むときは、天然塩やスパイスをひとつまみ入れるとあたため効果が高まります。
間違った水分のとり方
白湯
白湯を飲んでいる間はあたたまったと感じますが、体内に入って冷めれば水となるため、過剰な水分の摂取は、結局は冷えにつながります。

1日2リットル以上の水
水には熱を奪う性質があるため、飲みすぎは、冷えを招く上、むくみなどマイナスに働くことも。生活習慣や運動量にもよりますが、大量の水を飲む必要はありません。

おすすめは白湯にあたため食材をちょい足し
イチオシは「天然塩」
あたため食材のなかでも、海水からつくられた天然の塩には、マグネシウム、カリウム、カルシウムといったミネラルが豊富。水分の排出を促す効果もあるので、むくみ解消、デトックスには特におすすめです。

「ちょい足し白湯」のすすめ
天然塩、しょうが、ヒハツ、シナモン、ハチミツ、黒糖、梅干しなどのあたため食材を白湯にプラスするだけ。血流アップに効果的です。
<POINT>天然塩・精製塩・再生加工塩の見分け方
天然塩(自然塩)
海水を天日干しや平釜で煮詰めた塩でミネラルが豊富
製造方法:天日・平釜・逆浸透膜
精製塩
海水を加工し、純粋な塩化ナトリウムを抽出してミネラルなどが取り除かれた塩
製造方法:イオン膜・立釜・乾燥・混合・溶解
再生加工塩
精製塩や海外などの天日塩にミネラルを加えた加工塩
製造方法:イオン膜・立釜・乾燥・洗浄・粉砕・混合・溶解
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』著:石原新菜
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 冷えと乾燥の話』
著:石原新菜
★累計300万部突破!『眠れなくなるほど面白い図解シリーズ』の健康ジャンル最新作!気になる“冷えと乾燥”を一気に改善できる名医の超メソッドを大公開!★
季節問わず、多くの人の悩みの種である“冷えと乾燥”。
寒い季節はもちろん夏場でもクーラーなどで手足がすぐに冷えてしまったり、ケアしていてもなかなか乾燥肌が治らなかったりと、いつかは良くなると思いつつ、悩んでいる人も多くいます。
冷えの大きな原因は、末端の毛細血管まで血が通っていない状態の“ゴースト血管”。
血流が悪いと手足まで血がうまく流れずに、冷えてしまいます。
また、乾燥は新陳代謝がうまくいっていないことが原因のため、血流を改善し、基礎代謝が上がることで改善していきます。
そんな冷えと乾燥を改善するのに一番重要なのが『Tie2(タイツー)』と呼ばれる血管を若返らせる酵素。
この『Tie2』を日常の中で活性化することで、自然と冷えも乾燥も無縁の体になっていきます。
本書では、温活の名医と呼ばれる著者が今までの研究の中でも効果の高い方法を厳選し、『Tie2』を活性化させる方法をプログラム化!
冷えと乾燥がダブルで一気に改善できる最強のメソッドを紹介します。
飲むだけで最強に体が温まる『ヒハツジンジャールイボスティー』や、お風呂でダブル効果の『最強塩風呂&”ながら保湿”3分パック入浴』、さらに、手足の末端神経まで一瞬で血がめぐる『手足1分運動』など、誰でもすぐにできて、効果絶大なメソッドが満載です。
冷えと乾燥が無くなれば不快感が減るだけでなく、免疫力が上がったり、肌がみるみる若返ったり、いいことばかり。
今日からすぐ始められるので、男女問わず冷え性や乾燥肌が気になる方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。
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