「半住半投」こそ最強!? 自宅が“資産”になる買い方とは【眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話】

「半住半投」こそ最強の考え方

「投資用」ではなく「自宅」を買うべき理由

不動産を買う場合、「投資目的」で購入しようと思う人もいるかもしれません。しかし私は、損をしたくない人こそ「自宅として買う」方法をおすすめします。

その大きな理由は、住宅ローンと不動産投資ローンの金利の差です。一般的に不動産投資ローンは住宅ローンよりも金利が高く、住宅ローンは年利 0.5% 〜 2.0% 程度ですが、不動産投資ローンは年利 1.5% 〜 4.5% 程度。

不動産はとても金額の大きな買い物のため、この年利の差はかなり影響してきます。住宅と投資用不動産において、物件の利回り分布を示したのが下のグラフです。この年利の差が影響し、投資用の不動産はよほど利回りが高くないと損をしてしまうことがおわかりいただけるかと思います。それだけ「儲かる投資用不動産」は少ないのです。

しかし、住宅用となるとまたわけが違います。投資用の場合は借り主がいなければそれだけ損をすることになりますが、住宅用なら自分が住んでしまえばいいのです。「自分がオーナーであり入居者でもある」という考え方です。自分が住んでいれば、稼働率が100% から落ちることはありません。そしてインフレーションとともに、勝手に値上がりしてくれます。だから「半住半投」が最強なのです。

自宅用と投資用の条件を比較すると…

「自宅用」と「投資用」では、「自宅用」のほうが“儲かる”確率が高い

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』著:沖 有人

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 マンションの話』
著:沖 有人


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