激動の63年! 戦争からバブルまで”昭和”とはどういう時代だった?【眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話】

”昭和100年”という奇跡 激動の63年が、今をつくった

戦争も繁栄も経験した唯一の時代

1926年から1989年まで約63年間続いた昭和。この期間には、戦争の惨禍と復興、そして経済成長による繁栄までもが含まれていました。これほどの激変を一気に体験した時代は、世界の歴史のなかでも非常に珍しいといえます。

昭和前期、日本は戦争へと突き進み、国土は焦土と化しました。しかし、敗戦からわずか数年で復興が進み、なんとか生活を再建。

高度経済成長期には、所得倍増計画や東京オリンピックで未来への期待が高まり、技術の進歩によって家電や自動車も家庭に広がっていきます。さらに、昭和45年(1970年)の大阪万博は、世界に向けて日本をアピールする場となりました。

しかし、その歩みは決して順風満帆ではありません。オイルショックでは経済の脆さが露呈し、その後発生したバブル経済は社会に多大なる影響を与えました。

今、私たちが享受している暮らしや価値観の多くは、昭和という激動の時代に形づくられたものです。だからこそ、昭和を知ることは、未来を考える入り口にもなるでしょう。

昭和の象徴的な出来事

敗戦から高度経済成長、バブルまで、約63年間という昭和の長い歴史には濃密な記憶が刻まれています。

昭和20年(1945年) 第二次世界大戦敗戦

昭和30年(1955年)頃~ 高度経済成長期

昭和39年(1964年) 東京オリンピック

昭和45年(1970年) 大阪万博

昭和48年(1973年)・昭和54年(1979年) オイルショック

昭和61年(1986年)~ バブル経済


懐かしむ? ありえない?世代で読み解く”昭和という異世界”

世代を超える「昭和」という共通言語

昭和の暮らしや文化を語るとき、人によって反応はさまざまです。「懐かしいなあ」と目を細める人もいれば、「え、そんなことが当たり前だったの!?」と驚く人もいます。どちらの反応であっても、その感情の振れ幅こそが、昭和という時代の面白さを物語っているでしょう

テレビは叩けば直ると信じられていた根拠のない迷信、運動中に水を飲むなと指導された根性論、街中にあふれていた騒がしい音や看板――。今の常識から見ればドン引きするような光景も、当時は誰もが共有していた当たり前の日常でした。そして、それを知ることは、世代を問わず同じテーブルで盛り上がれる”共通言語”になるのです。

昭和をリアルタイムで過ごした大人世代にとっては、あの頃の思い出を呼び覚ます時間旅行となるでしょう。一方で、平成や令和に生まれた比較的若い世代にとっては、まるで異世界をのぞき込むような新鮮な体験となります。

世代を超えて、家族でも友人でも語り合えるきっかけが、「昭和」には詰まっているのです。

昭和という時代の姿

テレビは叩いて直す

街にあふれる音・看板

運動中に水分補給禁止

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』監修:町田 忍

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』
監修:町田 忍


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今年2025年は昭和元年からちょうど100年の時代ということもあり、テレビでも令和・平成・昭和を比較した番組やニュースが取り上げられることも多く、良くも悪くも自由に満ちた昭和の時代が話題になっています。

本書は実際に昭和を生きた方には懐かしさを感じさせ、平成以降に生まれた方たちには、今は想像もつかないような驚きのトピックを厳選して収録。

「病院でも映画館でも煙もくもく TPOなど関係ない喫煙事情」
「空前絶後のアイドルブーム 街中みんな同じ髪型」
「導入は平成から 消費税がなかった羨ましすぎる時代」
「テレビは叩けば治る 家電虐待思考」
「子どもには見せられないよ!ゆるすぎる放送基準」
「短足がバレるだけ 何のためにやるかわからない座高測定」
「速く回す、高く飛ぶが正義 スリリングすぎる遊具」
「感動をありがとう アジア初東京オリンピック1964」など

さまざまな世代を越えたコミュニケーションツールになる大人から子供まで楽しめる一冊です。

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