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あまり知名度はないけど引く手はあまた!国家資格の「消防設備士」は 需要がすごい最強の仕事?【職業と給料の話】

Text:高田晃一

今後長きにわたって安定の仕事

不況で失業率が上がっている今の日本では、将来AIに仕事を奪われてしまうのでは……といった不安の声もよく耳にします。そんななかで、最強の仕事だと言われているのが「消防設備士」です。

その理由として、仕事の安定性があります。消防設備士の業務は、消防設備の点検・整備・工事です。消防設備が設置されている建物に年に数回点検を行わなければならず、建物の数だけ仕事があるのです。そのため、社会情勢に左右されにくい職種と言われています。

消防設備士になるには資格が必要であり、1~7類と特類と多岐にわたります。1~3類はスプリンクラー設備や消火栓設備などの「消火」に関する設備を扱い、4類は「警報」、5類は「避難」、6類は「消化器」、7種は「漏電火災警報器」と定められています。特類は「特殊消防用設備」と呼ばれる、通常の設備よりも費用対効果の高いものや、複雑な構造の設備を扱うことが可能です。

そして、これらの種類はさらに甲種と乙種の2種に分かれており、設置工事、整備、点検のすべてを行うことができるのは甲種の資格です。そのため資格を取得した際に仕事の幅が狭まってしまわないように注意が必要です。乙種には特類がなく、甲種には6 類、7 類がないので、こうした仕組みも併せて押さえておきたいポイントです。

今では消防設備士の資格取得の勉強を無料で受けることができる支援事業もあるので、興味のある方はチェックしてみるのがよいでしょう。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 職業と給料の話』

【書誌情報】
『図解 職業と給料の話』
著者:高田晃一

「あの人はどれくらい稼いでいるの?」「不況でも安定して働ける職業は?」「稼げる職業とは?」国家公務員、警察官、YouTuber、インスタグラマー、新聞記者、Webデザイナー、弁護士、介護福祉士、歯科医師、美容師、料理人、プロスポーツ選手ーーさまざまな職業のリアルと給料を知ることで、あなたのキャリアと将来が見えてくる!

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