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緊急時、出血がとても多い場合の止血方法とは?【応急手当ハンドブック】

止血(止血帯を使う)

直接圧迫法だけで出血が収まらない場合や、骨折などで直接押さえられない場合などは、止血帯を使って間接止血を行うという選択肢もある。幅の太い布を長く裂いて、患部より心臓に近いところに巻き、棒などでしばりあげる。

【止血帯を使った止血】
①止血帯と棒を用意する
止血帯、あて布、締め付け用の棒を用意する。止血帯は3cm 以上の包帯もしくは帯となるような布でもよい。それに加えて棒を固定するための帯も必要
②止血帯を巻き、あて布を挟む
出血部よりも心臓に近いところに止血帯をゆるめに巻いて、その下にあて布を挟む。
③棒をくぐらせて回す
止血帯に棒をくぐらせて静かに回す。その回転で止血帯の締めつけが強くなり、動脈を圧迫することになる。
②棒を固定して時間を記録する
出血が止まるところで出血帯以外の帯で棒で固定。止血帯を締めた時間を止血帯に記す。

出典:『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

【書誌情報】
『図解 応急手当ハンドブック―アウトドア レスキュー 家庭』

シーン別、ケガや病気・症状別に応急処置の方法がすぐに見つかる!一家に一冊、救急時に必ず役立つ!

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