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「90分×3セット」で考えると仕事のリズムが上がる【超一流の時間力】

Text:安田 正

1日を無駄なく活用できる仕事の組み立て方

ともかく、少しでも長い時間、仕事をし続けるのが一番いい。そう思いがちですが、大きな間違いです。仕事には、理想的なペース配分があります。

仕事の時間は90分、それが鉄則です。

人間の集中力が持続するのは90分です。それが人間の限界なのです。そこには生理的な理由があります。

脳はブドウ糖をエネルギー源としていますが、ブドウ糖は蓄積ができないので、使い果たせば脳を休ませてエネルギーが補給されるのを待たなければなりません。それを考えると90分という長さが理想的なのです。

といっても、90分を同じペースで仕事し続けるのは簡単ではありません。

大切なのは、90分という時間の中に、メリハリを付けることです。

たとえば、「最初は簡単にこなせる仕事から始めて脳の回転力を高める→勢いが付いたところで最も重要で難易度の高い仕事に取り組む→そのうち行き詰ってきたら、まったく別のジャンルの仕事をして気分転換をする」という流れで仕事をこなすのです。つねに脳はフル回転して、最大限の能力を発揮することができます。

さらに、1日のうちに、この90分を3回繰り返すのが理想です。できれば、10分程度の休憩をはさみながら午前中に3セット。

それが難しいなら、午前中2セット、昼休みにリフレッシュして午後に1セットでもいいでしょう。この「90分3本勝負」を生かせば、仕事のリズムも仕上がり1日が最も効率的に使えるのです。

【出典】『面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力』
著者:安田 正  日本文芸社刊

執筆者プロフィール
安田 正(やすだ ただし) 株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役。早稲田大学グローバルエデュケーションセンター客員教授。英語のほか、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応トレーニング、交渉術などのビジネス・コミュニケーションの領域で、上場企業、官公庁を中心に1700の会社、団体でのセミナー講師、コンサルタントとしての指導実績を持つ。また東京大学、京都大学、一橋大学でも教鞭を執る。


終わらない仕事から即解放!時間を味方に付けると、あなたの夢が実現する!毎日がワクワクしてくる魔法の時間管理術。70万部の大ベストセラー『超一流の雑談力』(文響社)で人気のコンサルタント、安田正が成功を手に入れるための時間管理のコツを解説。仕事効率をUPさせるスキルとは?やる気あふれる1日にするには?目標・計画を達成させるには?など、5つの目的別に、超一流の人が実践している「時間ルール」をわかりやすく図解しました。時間に追われたくない人、仕事を楽しみたい人、夢を実現させたい人、必読の書。

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