認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方

認知症の人の困ったあるある行動は、見えている世界が違っているから。認知症介護で、介護する人が困るのが「コミュニケーション」が上手くいかなくなることです。この本では、介護のプロとメンタルケアの専門家が、認知症の人も介護する人も気持ちよく関わっていくための言葉かけと接し方をご紹介します。「前はしっかりした人だったのに……」「何回も言ってるのに!」と話が通じなくなることに悩まれている人が多いです。そこでこの本では、認知症の人の行動のロジックをひもとき、困った行動をとってしまう理由を解説しています。困った行動の理由がわかれば、伝わる言葉かけや接し方もわかります。「同じものを頻繁に買ってしまう」「服が汚れているのに着替えてくれない」「大事なものが無くなったと騒ぐ」「昔の話を何回もする」……など困った場面に寄りそう言葉かけや接し方がみつかります。また、見過ごされがちですが、介護する人の心のケアをする方法も紹介しています。認知症の人と接する中で「きつく言ってしまった」「やさしくできない自分はひどい人なのかな」と自分を責めてしまうことも。介護に疲れて、自分自身も弱ってしまわないように、精神的ストレスや自己嫌悪感を軽減していくのも大切なことです。

認知症の人がボーッとしていてコミュニケーションがとりづらい時の対応方法とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

7:心が不安定な場面|無気力でボーッとしているとき ○エピソード 母は、以前はそうでもなかったのですが、最近は朝起きてからもボーッとしていることが多いです。話しかけても気がつかないことも多く、心配です。 【対応1】不眠な […]

認知症の人は激しく感情が高ぶって怒り出してしまう…落ちついて理由を探る方法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

6:心が不安定な場面|急に激しく怒り出すとき ○エピソード 父は最近、こちらは何もしていないと思うのに、急に怒りだしてびっくりしてしまいます。 【対応1】まずはこちらが冷静になる 認知症のある人に起こりやすい症状として、 […]

認知症の人が後ろをついてくるのはどうして?が不安定な場面での対処法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

5:心が不安定な場面|家族の後ろをつきまとうとき ○エピソード 日中母は、家の中をずっとうろうろしています。何をしたいのか、目的はわかりませんが、私を見つけるとずっと後ろをついてきます。 【対応1】不安からか、依存からか […]

認知症の人が悪口を言いふらしてしまうことを受け止め、周りにも理解してもらう為の方法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

4:人とかかわる場面|家族や人の悪口を言いふらすとき ○エピソード 父は一人暮らしなのですが、よく面倒をみてくれているヘルパーさんやお隣さんについて、ひどい悪口を言います。最近は家族である私のことをヘルパーさんに悪く言っ […]

人と話さなくなったのはなぜ?近所の人と話をしなくなったときの対応方法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

3:人とかかわる場面|近所の人と話をしなくなったとき ○エピソード これまでは近所の人と井戸端会議が大好きだった母。最近は外に出ても、近所の人に声をかけずに戻ってきてしまいます。ちょっとしたことですが……何か様子が変です […]

会話は認知症の進行をゆるやかにする?居場所を作るための対応法【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

2:人とかかわる場面|急に地域のコミュニティに行かなくなったとき ○エピソード 1か月前まで頻繁に言っていた地域の老人会に、父がぱったり行かなくなりました。居心地のよさそうで、本人のより所のようなところだったのに……理由 […]

認知症の人がなじみのある人にも「はじめまして」と言ってしまう時の対処法とは!?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

1:人とかかわる場面|昨日会った知人を忘れるとき ○エピソード 認知症のある母は、昨日会ったなじみのお隣さんに、「はじめまして」と挨拶しています。お隣さんも「え……?」と戸惑った様子。本人に「○○さんでしょ!」と言っても […]

認知症介護でよくある「困った」場面に直面したときのヒント!言葉かけや接し方を学ぶ【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

第2章:本人への言葉かけ&接し方のヒント~認知症介護でよくある「困った!」場面~ 認知症のある人の「世界」と、周りの人の「世界」にはしばしば「ズレ」が生じます。そのため、認知症のある本人も、そして、その周りにいる人も、コ […]

認知症の人は1日中探し物をして誰かに怒ってしまう…負のモヤモヤが充満する世界とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

15:認知症状からくる不安や混乱で負のモヤモヤが充満する世界 ○エピソード 認知症のある母は、1日中ごそごそ何かを探しています。探し疲れた頃、「あなたが盗んだんでしょう?」と大声で責められます。後に、別の場所に置き忘れて […]

認知症の人は家にいるのに帰りたくなる…居心地のよい場所を求めてさまよう不安の霧の中の世界とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

14:ここより居心地のよい場所を求めてさまよう不安の霧の中の世界 ○エピソード 認知症のある父は、自宅にいるのに「家に帰る」と出ていこうとします。「新築して20年も住んでいる家じゃないの」と話しても、「ここは自分の家じゃ […]

認知症の人は病識が無く認知症である自覚を持てない…病人扱いされていると感じる世界とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

13:周りの人に、身に覚えのない病気で病人扱いをされていると感じる世界 ○エピソード 最近義母は物忘れがひどくなり、物の紛失は毎日で、食べたご飯を「食べていない」ということもしばしば。親戚からも通院を促され、提案しました […]

認知症の人は誰もいないのに人がいると勘違いしてしまう…本人だけにはっきり見える世界とは?【認知症の人に寄り添う・伝わる言葉かけ&接し方】

12:他の人には見えないものが本人にははっきりと見える世界 ○エピソード 母は夜に、「部屋の隅に兵隊さんがいる」と、決まった場所を指さしてよく言います。でも、誰もいません。また、エアコンの吹き出し口を指さし、「そこからど […]
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