「指」を見る
指はエネルギーの入り口と言われており、気が指先から入って手のひらを伝わり身体全体に伝わります。指先はもちろんのこと、指をきれいな状態にしておくことは、良いエネルギーをたくさん吸収できるということにつながります。
また、指は人との関係性にもかかわっています。親指は親、人さし指は他人、中指は自分、薬指は身内、小指は子孫というように5つの関係性をそれぞれ示しています。それぞれの関係性を良好にしたい場合は、各指の意味を意識しながらマッサージをしたり、オイルやクリームなどを使用して、指に張りとツヤを保つことで、関係性はどんどん良くなっていきます。ぜひ、日頃から意識してやってみてください。
各指の意味
【親指】
親「仁」……周りに対する愛情や優しさ
生命力、精力、理性、気性、達成する力、社会的成功、芸術性、愛する人
*人さし指の第二関節と第三関節の真中にとどくくらいが標準的長さです。
【人さし指】
他人「義」……誠実で嘘のない正しい心
方向を示す、リーダーシップ、権力志向、支配欲、向上心、努力、積極性
*中指の第一関節の半分にとどくくらいが標準的長さです。
【中指】
自分「礼」……礼節を重んじる心
自分の世界、まじめ、孤独、探究心、根気、自制心、運命を切り開く力
*全ての指の中心、他の指より一番長いのが標準的長さです。
【薬指】
身内「智」……知恵があって賢い、真実を見極める能力
富、名声、人気、成功、芸術的才能、創造性、豊かな感性、配偶者
*中指の第一関節の半分より少し上にとどくくらいが標準的長さです。
【小指】
子孫「信」……人を信じる心(指きりげんまんをする指)
子孫繁栄、子供、社交性、雄弁、文章や言葉の表現力、事業、商売
*薬指の第一関節にとどくくらいが標準的長さです。
人さし指より薬指が長い人は男性ホルモンの量が多い人なので男性的な性質を持ち、薬指より人さし指のほうが長い人は、女性ホルモンが強く女性的な性質を持つ人となります。
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著者: 青木智
手相は占いだと思いますか?手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
公開日:2021.03.11
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