効率的スイング!スギプロのSS打法
【SS打法 バックスイング】上半身は伸ばすが、股関節は入った状態をキープ
右股関節が上がると元に戻りにくい
「バックスイングで身体を思い切り伸ばしましょう」といいましたが、これは上半身の話。上半身はできる限り伸ばした方がいいのですが、右腰は伸ばさないようにすることが大事です。具体的には、右腰を伸ばさずに右ワキ腹を伸ばす動きが必要で、股関節はしっかり入った状態をキープしていなければいけません。右腰まで伸びてしまうと、ダウンで戻すことができなくなり、スイング軌道が狂ってミスショットにつながるので注意しましょう。
【OK】右股関節は動かさず右ワキ腹を伸ばす
バックスイングで右股関節をカチッと入れたら、股関節はその位置をキープ。右股関節が上がらないように意識しながら、右ワキ腹を伸ばしていくのが正しい形。
【NG】右股関節が上がるとオーバースイングに
右股関節が上がると、上半身が左に傾きオーバースイングにもなりやすい。このようなトップになると、元に戻すのが難しくなり、ミート率も落ちてしまう。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一
【書誌情報】
『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』
著:杉村良一
著者は杉村良一、57歳。身長167cm体重53キロと標準、もしくは標準以下の体型で学生時から終始運動音痴。加えて、骨折や内臓の摘出手術など、健康面でも不安と隣り合わせの日々。そんな、プロとは縁遠いと思わざるを得ない人間がドライバー250ヤード超え、5番ウッド200ヤード、7番アイアン150ヤードとしっかりと距離が出るゴルフをしており、スコアはアンダーで仕上げる。一体、そんな力がどこに隠されているのか。本人曰く『工夫と研究と没頭することでゴルフは上手になれる!』とのこと。しかも、レッスンプロの資格を取得したのが40歳を過ぎてからと聞いて驚きは増すばかり。それまでサラリーマンなどいくつかの職を経験してきた、ある意味、どのプロよりも最もアマチュアに近い、いや、アマチュア以上にアマチュアな人間が長年積み重ねてきた独自のゴルフ理論を本書にて初公開!健康や体力に不安を感じつつも今尚、そのゴルフは進化し続けており、誰よりもアマチュアゴルファーを理解していると自負する著者が教える最高のスイング術が本書に余すことなく掲載されている。既存のゴルフ書籍では解決できなかった、物足りなかったと思うゴルファー、今のゴルフに悩むシニア世代、より良いゴルフを望む若手世代など、多くのゴルファーにとって本書が役立ち、決して諦めることなく、新たなる挑戦へと進める一冊である。
公開日:2025.03.13
