頭のよい子の本棚は、どんなもの?③
本棚に揃えるのは、興味のある本だけ
子どもの本を選ぶときのおすすめは、図書館を利用することです。まず図書館に行って、どんな本に興味があるのかを調べることから始めましょう。
興味をもったもののなかで、
「ずっと家に置いておきたいと思ったものはどれ?」
と聞いて、まず1冊だけ購入してあげてください。気に入ったものであれば、子どもは本がボロボロになるまで読むでしょう。
また、本を読む楽しさがわかると、「次はこういう本がほしい」と本人から話をしてくるはずです。
もし何もいってこなければ、また図書館に行って、新しい本を選びましょう。本は、自宅で何度も読みたいお気に入りだけ購入すればよいのです。図書館は、さまざまなジャンルの本が無料で読めるので、どんどん利用しましょう。
本棚を整理するときのポイント
- よく使う本は取り出しやすい位置に置く
- 同じ分類の本はそばに並べる
- マンガはあまり目につかず取り出すのが少し面倒な奥のほうに置く
図鑑や歴史漫画シリーズをかならずしも揃える必要はない→興味のある本だけ購入する
【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀
【書誌情報】
『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』
著:石田勝紀
本書『頭のよい子の育て方』では、「頭のよい子」とは、単に学力や成績が優れた子どもを指すのではなく、その子自身の特性やタイプに応じた能力や個性が発揮されている状態を意味すると提案します。著者は、親として子どもの個性に合わせた育児の重要性を強調し、シンプルで無理のない生活環境を整えることが、子どもの健全な成長を促す鍵であると説いています。また、親の都合で育児を進めるのではなく、子どもの特性に合ったアプローチが必要であることを具体的な例を交えて解説しています。子どもの成長をサポートするための実践的なアドバイスが満載の一冊です。
公開日:2024.09.15