9月8度目のマルチで月間打率.381と打撃絶好調の坂本勇人
9月22日、マツダスタジアムで行われた広島カープ戦に、「3番・遊撃」で先発出場した坂本勇人は、3打数2安打1打点と、9月に入り、8度目のマルチヒットを記録し、巨人の勝利に大きく貢献した。
3回1アウト1塁の場面で打席を立った坂本勇人は、広島カープ先発の九里亜蓮の2球目142キロのストレートをはじき返し、右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち、一挙5点の猛攻の口火を切ると、4回ノーアウト1塁の場面で、広島カープ2番手コルニエルの2球目ストレート156キロのストレートをレフトへ運び、マルチヒットを記録した。
一挙5点の猛攻の口火を切るタイムリーツーベースヒットを放った坂本勇人は、昨日完封されたので今日はやり返したいと思って打った。いい追加点になりましたねと、笑顔を見せた。
坂本勇人は初回のノーアウト1、2塁のチャンスの場面では、自らのバットで先制点を狙うのではなく、送りバントを敢行し、5月4日の広島カープ戦以来今季2度目となるバントを初球できっちり成功させ、続く岡本和真の先制2点タイムリーヒットを呼び込んだ。
その後、タイムリーツーベースヒットを放った坂本勇人は、通算400二塁打まで、残り3本とした。
チャンスメイクに、ポイントゲッターと要所でしっかりと活躍し、巨人を勝利導く坂本勇人の虜になっている選手が巨人の中にいる。
それは、巨人の新助っ人として8月21日に来日し、9月11日の中日ドラゴンズ戦で初出場を飾ったばかりのハイネマンだ。
自身のSNSで坂本勇人のオンとオフの姿勢を絶賛する投稿をしたハイネマンに、ファンから坂本のこと好きすぎるだろという声が挙がっている。
坂本勇人を模範とする選手に位置づけたハイネマンが、坂本勇人と共に巨人の逆転V3に向けて、ヒットを量産できるか注目だ。
公開日:2021.09.23