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12球団唯一の岡本和真/丸佳浩/中田翔など5人が20HR超えの巨人がリーグ4位に沈んだ要因は「投壊」

12球団完全データファイル2022

オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!

【セリーグ4位】読売ジャイアンツ

【2022シーズン成績】
68勝72敗3分
勝率.486
得 点 548 ③
失 点 589 ⑥
本塁打 163 ②
盗 塁 64 ④
打 率 .242 ⑥
防御率 3.69 ⑥

【今季PLAYBACK】さすがの長打力を生かせず…投手陣崩壊でBクラス転落

2019年に原監督が第三次政権を築くと、リーグ2連覇。常勝の伝統を取り戻したかのように見えた巨人だが、昨季の3位に続いて、今年は4位に転落。2年連続借金フィニッシュの苦しい結果になってしまった。

打線はリーグ3位の548得点をマークし、何とか面目を保った。岡本和真が不調がありながらも30本塁打を放ち、丸佳浩も27本塁打。中田翔も24本塁打で後半戦の柱になれば、新外国人のポランコが24本塁打、ウォーカーも23本塁打を放った。5人が20本塁打を超えたのは12球団で巨人のみ。粗さはあったものの、長打力で圧倒するのは東京ドームの地の利を生かす戦法であり、巨人の伝統でもある。

足を引っ張ったのは投手陣だ。先発では戸郷翔征が12勝8敗、菅野智之が10勝7敗で二桁勝利を達成したが、メルセデスは5勝7敗と負け越し。シューメーカーも4勝8敗と奮わず、山﨑伊織が5勝5敗と奮闘したが、新人の赤星優志に先発とリリーフを行き来させるほど人材を欠いた。

リリーフ陣は開幕からデラロサの調子が上がらず、ドラ1ルーキーの大勢を守護神起用。新人歴代最多記録に並ぶ37セーブを挙げ、57試合で防御率2・05の結果を収めたが、裏を返せば、新人を守護神に起用しなければならないほどに層が薄かったということ。

高梨雄平は59登板で防御率2・14と力投したが、今村信貴は55登板で防御率3・57、平内龍太は53登板で防御率4・32、鍬原拓也は49登板で防御率5・16。これらの投手を投げ続けさせなければ、形にならなかったのは、まさに「投壊」と言うほかない。

読売ジャイアンツ2022球団別勝敗

ヤクルト 13-11-1
DeNA 11-13-1
阪神 10-14-1
広島 13-12
中日 13-12
オリックス 2-1
ソフトバンク 1-2
西武 1-2
楽天1-2
ロッテ 2-1
日本ハム 1-2
交流戦 8-10

読売ジャイアンツ2022月別勝敗

【3、4月】31試合 20勝11敗0分 勝率.645 打率.253 本塁打35 防御率3.11
【5月】25試合 11勝14敗0分 勝率.440 打率.228 本塁打21 防御率3.71
【6月】22試合 9勝13敗0分 勝率.409 打率.264 本塁打29 防御率4.99
【7月】18試合 5勝12敗1分 勝率.294 打率.237 本塁打25 防御率5.19
【8月】26試合 11勝14敗1分 勝率.440 打率.226 本塁打24 防御率3.24
【9月】19試合 11勝7敗1分 勝率.611 打率.255 本塁打29 防御率2.59
【10月】2試合 1勝1敗0分 勝率.500 打率.136 本塁打0 防御率1.59

読売ジャイアンツ2022チーム内タイトル

打率/吉川尚輝 .277
本塁打/岡本和真 30
打点/岡本和真 82
盗塁/吉川尚輝 16
登板/高梨雄平 59
勝利/戸郷翔征 12
奪三振/戸郷翔征 154
セーブ/大勢 37
HP/高梨雄平27

不調の時期はあったものの、岡本和真は何だかんだで5年連続の30本塁打達成。最低限の仕事はこなした。戸郷翔征は一昨季、昨季と9勝止まりだったが、ついに二桁勝利に到達し、自己最多の12勝をマーク。吉川尚輝はようやく規定打席クリア。

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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