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日本ツアーは今年が最後? ”クールビューティ”原英莉花のプレーを見逃すな!

Text:村木俊昭

ジャンボのもとで腕を磨く

カワイイ系が続々と登場する日本女子ツアーにあって、少数派といえる存在が原英莉花だ。身長173cm、8頭身のモデル体型に大人びたルックスから”クールビューティ””エリカ様”と呼ばれる。

また、容姿だけでなく、その実力にも注目が集まっている。10歳でゴルフを始め、高校1年時からジャンボこと尾崎将司の指導を受ける。
高校卒業後に挑んだ17年のプロテストは2打及ばなかったが、翌18年に19歳で合格。同期には渋野日向子、稲見萌寧、菅沼菜々らがいる。
18年はステップ・アップ・ツアー開幕戦でいきなり優勝を飾る一方、ツアーでもサイバーエージェントレディス7位タイ、中京テレビ・ブリヂストンレディス12位タイなど成績を残し、リランキングによる出場権を獲得。賞金ランキング38位でシードを獲得する。
ツアー初勝利は19年のリゾートトラストレディス。20-21年シーズンには日本女子オープン、JLPGAツアー選手権リコーカップの公式戦2試合など3勝を挙げ、賞金ランキング8位と大躍進を果たした

近年は不調やケガに悩まされ……

だが、22年になると一転して不振に苦しむ。8月の北海道meijiカップまで、19試合に出場して3試合連続を含む予選落ち8回。その後、立て直してシードは死守したものの、「(体は)普通の状態なのに、シードを穫れないんじゃないかと思いながら戦っていた」と当時を振り返る。

そして23年には、体が普通の状態ではなくなってしまった。持病の腰痛に悩まされてきたが、5月にヘルニア摘出手術を受ける。
ツアーに帰ってきたのは8月。そして、復帰後8戦目となる10月の日本女子オープンで大会2勝目、ツアー通算5勝目を飾った。
会場の芦原ゴルフクラブ海コース(福井県)でもっとも長いパー5の5番(548ヤード)で第3日、最終日と2オンを果たすなど、持ち前の飛距離も戻った。

Qスクールではまさかの失格

その2週間後には、USLPGAツアーの24年出場権をかけたQスクール・ステージII(第2次予選)に出場。4日間を終えて40位タイまでがQシリーズ(最終予選会)に進むことができる。
34位タイで第3日をスタートした原は、6バーディ1ボギーの67でラウンド。だが、唯一ボギー(「5」)とした8番ホールに、マーカーの同伴競技者が誤って「4」と記入。原もアテスト時に気づかず、そのまま提出してしまったのだ。
スコア誤記による過少申告のため、原は失格。「応援してくれるファンの方に申し訳ない。最悪です」と悔やんだ。

夢は先送りとなったが、アメリカを目指す気持ちは変わらない。24年のQシリーズをクリアすれば、今年が、原が日本で戦う姿を見られるラストシーズンになってしまう……。

先日には熱愛報道が飛び出したエリカ様。海外での活躍を願う思いもありつつ、ファンにとってはいろいろと悩ましい1年になりそうだ。

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