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前走で菊花賞を勝っている4歳馬の⑨アスクビクターモアを嫌う理由は無さそう!?【日経賞】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去10年データ分析!

Text:長谷川 雄啓

日経賞(土曜・中山)

芝2500m戦、GⅡ。

過去10年、1番人気は〔430〕、2番人気は〔112〕、3番人気は〔201〕。

6番人気以下〔045〕、2ケタ人気馬〔010〕。

馬連3ケタ3回に、万馬券なし。

勝ち馬は4番人気までとなっています。

 

ステップレースを見ていきましょう。

まずは複数頭を馬券圏内に送り込んでいる重賞から。

有馬記念から〔333〕。

ジャパンCから〔110〕。

日経新春杯から〔311〕。

AJCCから〔222〕。

その他、菊花賞、京都記念から2着馬が。

ステイヤーズS、中山記念、小倉大賞典、中山金杯から3着馬が出ています。

GⅠからなら人気、着順は不問。GⅡ、GⅢからの馬は17頭いて、掲示板を外していたのは4頭のみ(6、6、8、9着)です。

また、3勝クラス勝ち馬の〔110〕というのもあります。

連対20頭すべてが、前走で芝2200m以上のレースを走っていました。

 

勝ち馬10頭中、8頭に重賞勝ちがあり、残る2頭も重賞2着と3着の馬。勝つためには、重賞実績は必須のようです。

また、連対20頭中18頭に芝2200m以上の重賞での3着以内がありました。

牝馬は〔111〕。当日4番人気までに推されていた馬です。

年齢別で見ていくと、4歳〔651〕、5歳〔224〕、6歳〔222〕、7歳〔012〕、8歳〔001〕。

4歳馬が抜けていいようです。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

【書誌情報】 第6版出来!

『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』

著者:長谷川雄啓

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。

そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。

これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。

ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。