皐月賞トライアル「スプリングS」を勝つ条件とは!? 過去10年のデータから勝ち馬を導き出す!!
今週のJRA開催はストライキの影響もあり開催が危ぶまれていたが、なんとか開催となり皐月賞を賭けて最後の戦いが繰り広げられる運びとなった。
その最後の皐月賞を賭けての戦いは、18日の阪神で「若葉ステークス」と19日の中山で「スプリングS」の2レースとなっている。
そこで、ここでは中山開催の「スプリングS」の勝ち馬を過去10年のデータから炙り出していく!!
1,前走クラス
皐月賞の優先出走権を賭けたレースだけあって、賞金が少ない馬が多いため前走クラス別の成績を見ると、やはり1勝クラスが多く6勝も挙げている。
残りはGⅠ組とGⅢ組がそれぞれ2勝を挙げている状況となっている。
ただGⅢ組は勝利が断トツに悪く、1勝クラス組の勝率12.2%とGⅠ組の勝率14.3%と二桁を超えているのに対して、GⅢ組は5.3%となっている。
そのため、1勝クラスかGⅠ組から選ぶ方が確率は高いだろう。
2,前走着順
前走の着順別だと、前走1着組が強く6勝、続くのは2着組の2勝、残りは3着組と4着組がそれぞれ1勝を挙げている。
そのため掲示板内はもちろんのことだが、出来れば連対しておきたいところであるのが分かる。
3,キャリア
キャリア5戦以下だった馬が9勝を挙げ圧倒しているのに対し、6戦以上した馬は1勝しか挙げられていない。
そのためキャリア5戦以内のフレッシュな馬を選択した方がいいだろう。
4,枠番・馬番
枠では1枠がトップの3勝、続いて8枠の2勝と最内と大外枠の2枠だけが複数勝利をしている。
そして全く勝てていない枠が4枠のみとなっている。
また馬番で見てみると1番が唯一の複数勝利を挙げ3勝となっている。
そして馬番で3着内すら入れない死の馬番はというと11番、13番、16番の3つの馬番が該当となった。
残念ながら⑪オールパルフェ、⑬トーセンアウローラ、⑯ハウゼは馬券から外したい。
また、二桁馬番で2着内に入れているのは10番と14番しかなく、12番と15番も2着内すら入れていないように外不利の傾向が分かるデータとなった。
以上4つのデータから勝ち馬候補としての条件は、
1,前走を1勝、GⅢ、GⅠクラスを走った馬。
2,前走2着以内。
3,キャリア5戦以内の馬。
4,枠では4枠、馬番では死の馬番⑪⑬⑯&二桁馬番で2着以内のない⑫⑮。
ということで、馬券に入れたい馬は④ベラジオオペラ、⑨アイスグリーン、⑩ホウオウビスケッツ、⑭パクスオトマニカの4頭が残った。
果たしてデータ通り4頭の中から勝ち馬が誕生するのか!?
発走は3月19日の中山競馬場11レース、15時45分予定。
公開日:2023.03.18