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宮城大弥に続き2年連続新人王獲得なるか!?パ本命はアマ屈指右腕/椋木蓮【新人王は誰の手に?プロ野球2022】

Text:徳吉刑事

新人王は誰の手に?プロ野球2022

異例の6球団が一本釣りに成功した昨ドラフト。“都立の星”のスラッガーを筆頭に、17年センバツV腕、一芸に秀でた“スピードスター”など「清宮改メ村上世代」が粒ぞろい!

パ本命はアマ屈指右腕!椋木蓮

パの本命は、オリックスのドラ1・椋木(むくのき)蓮(東北福祉大)。大方が豊作の大学生左腕もしくは高校ビッグ3に行く中、“大学ナンバーワン右腕”をしてやったりの一本釣りだった。東北福祉大では、1年春から早くも9試合に登板。当時の最速を更新する147キロをマークして注目されたが、2年春以降はケガに泣かされる日々。しかし3年秋はリーグMVP&東北地区大学王座決定戦では最優秀投手賞に輝くなど、完全復活を印象付けた。

目下、先発のコマはほぼ揃ってる感があるので、狙うは右腕がやや手薄な救援陣か。スリークォーターから繰り出す最速154キロの直球とスライダーのコンビネーションで、高い奪三振率を誇る特徴から、同じ大卒の快速右腕・黒木優太を彷彿とさせる。その黒木が、ルーキーイヤーに“8回の男”として名を馳せたようなセットアッパーを目指したい。なお宮城大弥に続き2年連続新人王獲得なら、阪急時代の1984〜1985年藤田浩雅&熊野輝光以来2度目の快挙だ。

出典:『がっつり! プロ野球(31)』

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