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実戦復帰後初先発3回0封2K!矢野監督が1軍復帰を待ち望む阪神期待の左腕とは!?

実戦復帰後初先発3回0封2Kの高橋遥人

8月15日に行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、上肢のコンディション不良でリハビリ中だった高橋遥人が、実戦復帰後4度目の登板で初先発を務め、3回を31球で1安打無失点2奪三振と実戦復帰後最長の3イニングを投げ、素晴らしい投球を披露し、1軍復帰へ大きく前進した。

初回、先頭打者の佐野皓大をショートゴロに打ち取るも、中川圭太に不運な二塁打を浴び、得点圏にランナーを置くも、慌てることなく、太田椋、ラベロをサードゴロに打ち取り、初回を無失点で切り抜けると、2回は先頭打者の西村凌を見逃し三振に打ち取ると、田城飛翔をサードゴロ、フェリペをショートゴロに仕留め、この試合初の三者凡退を記録し、3回元謙太をサードゴロ、廣澤伸哉をショートゴロ、最後は佐野皓大を空振り三振に打ち取り、3回無失点の好投を披露した。

最速146kmを記録し、7個のゴロアウトに2三振を奪い、3回を無失点で切り抜けた高橋遥人は、実戦復帰後最長の3イニングを投げられたことに納得の表情を見せた。

平田2軍監督は、3回を無失点で切り抜けた高橋遥人に対し、どんどんイニング数もクリアしていっていて、ボールも低めに集め、内野ゴロを打たせていたので、内容も良く、順調に来ていると、高橋遥人の順調な回復ぶりを賞賛した。

高橋遥人は2月16日の楽天イーグルス戦の登板後、違和感があった為、沖縄県内の病院で診察を受け、「右脇腹の筋挫傷」と診断され、キャンプでは別メニュー調整となり、開幕後も2軍で戦列復帰へ向け、慎重に調整を進め、3月上旬にはキャッチボールを再開したが、3月下旬に再びコンディション不良で投球再開のメドが立たなくなっていたが、6月8日に離脱後初となる投球練習を再開し、7月13日に打撃投手を務めるなど、慎重に段階を踏んできた。

そして、7月25日のウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦で5カ月ぶりに実戦復帰を果たし、1回13球無安打無失点1奪三振と最速150kmをマークするなど無失点ピッチングの好投を披露し、リーグ後半戦での1軍昇格に向けて大きな一歩を歩み始め、実戦復帰後4度目の登板で初先発を務めるまで回復してきた。

高橋遥人の順調な回復ぶりに、矢野監督も1軍復帰を心待ちにしている。

高橋遥人には、自分の納得のいく投球ができる状態で復帰してもらい、阪神タイガースのリーグ優勝へ向け、1軍マウンドで、素晴らしい投球を披露してもらいたい。

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