戸井零士が代打で貴重な追加点となるタイムリーヒット
7月31日、バンテリンドームで行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、代打で途中出場した戸井零士は、1打数1安打1打点。代打で貴重な追加点となるタイムリーヒットを放ち、直近3戦打率.500と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
8回、1アウト3塁のチャンスの場面で打席に立った戸井零士は、中日ドラゴンズ先発の福谷浩司の2球目143kmストレートをレフトへかっ飛ばす貴重な追加点となるタイムリーヒットを放った。
28日の広島カープ戦では、5打数3安打2打点と4月25日の中日ドラゴンズ戦以来51試合ぶりの猛打賞を記録するなど、直近3戦打率.500と打撃好調で、1軍昇格へアピールを続けている。
ルーキーイヤーの昨シーズンは、ウエスタン・リーグで69試合に出場し、139打数20安打、2本塁打、13打点、打率.144という結果に終わり、今シーズンは確実性を高めていく一方で、パワーヒッターとして頭角を現したいとオフに肉体改造を試みた。
戸井零士は近本光司に似た打撃フォームも改良し、プロの球に対応できるようになった。一番力を出せるポジションで球を待てており、追い込まれてからでも右に流してヒットにできる確率が増えたと手応えを感じている。
代打で貴重な追加点となるタイムリーヒットを放ち、直近3戦打率.500と打撃好調で、1軍昇格へアピールした戸井零士には、大山悠輔、佐藤輝明を脅かす存在に成長してもらいたい。
公開日:2024.08.01