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飛距離が出るダウンスイングは左下半身から始めるべき理由とは!?【「圧力系」インパクトの作り方/阿河徹】

Text:阿河徹

ダウンスイングは左の下半身から始める

ダウンスイングにおける動きの順番も言っておかなければなりません。この動きはグリップエンドが先行して下りてきて、クラブヘッドが追い付き、そして追い越すという動きをフラットな板(スイングプレーン)の上で引き起こさなければなりませんが、そのためにはトップオブスイングのグリップエンドとは対称の位置にある、左の下半身から運動を起こす必要があります。

左の下半身の動きは、具体的には左ヒザを曲げて伸ばすという動きになりますが、ここから運動を始めるとグリップエンドが、プレーンに乗って下りるという運動が起こしやすくなります。もし右の上半身から動き始めると、初期の段階でプレーンからクラブが離れてしまい、その後リカバリーするのは事実上不可能になります。

左の下半身で運動を起こして、クラブをプレーン通りに下ろすとグリップエンドは、かなり早い段階でベルト付近まで下りてきますが、右の上半身から動き始めると、同じタイミングのときにグリップエンドはまだ肩よりも上にあります。

その後調整してインパクトに間に合わせるとなると、手首をリリースする作業が必要になります。こうなると自ずとスイング軌道はアウトサイドになり、アーリーリリースを併発していますから、強いインパクトは到底望めません。

要するに、スイングプレーンの原理と加速の原理が頭の中に入っていて、その上で工夫して練習していけば、さほどおかしなスイングにはならないということです。

動作の順番が正しいダウンスイング

動作の順番が間違ったダウンスイング

スイングプレーンの原理

クラブは基本的に飛球線と平行で、かつ約60 度傾いた平面上をなぞるように動く。この平面を意識していれば、バックスイングでクラブが大きくはずれることがなく、その運動の流れとしてダウンスイングでも早めに平面に乗せて加速させやすい。

クラブヘッド加速の原理

ダウンスイングで保たれた手首の角度が、インパクト直前でほどかれることでクラブヘッドは加速する。そのためにはグリップエンドから運動を起こすことが必要で、それによって深いタメ(手首の角度)が作られ最大の加速を生む。

【書誌情報】
『70台は楽に出る!「圧力系」インパクトの作り方』
著者:阿河徹

ボールがクラブフェースにきちんと当たる確率を高め、飛距離が十分出る― そんなスイングを実現するため著者ススメているのが「圧力系インパクト」。小さなバックスイングで強いインパクトを実現する。本書では、このインパクトの作り方を写真を数多く用いて解説。70台のスコアも可能にする、ゴルファー待望の一冊だ。