【ダウンスイング①トップからの切り返しで運動方向が変わる】
●右回旋で作ったねじれを下半身から戻していく
トップポジションから切り返してダウンスイングをしていきます。右回りだった運動を左に切り替えていく作業です。また、溜め込んでいた力を開放し、ヘッドスピードを出していく動作になります。
クラブヘッドにいかに出力を生ませるかがポイントになりますが、大事なのはクラブヘッドは最後に動くということです。ヘッドからもっとも遠い左の下半身から始動するイメージで、足、胴体、腕の順番で運動が起こります。
この順番で連動できない人は、バックスイングで手先だけでクラブを持ち上げたり、正しい右回旋ができていないのが主な理由です。体がしっかりねじられていれば、ねじれを戻す運動が下から始まり、時間差で上に向かって運動が連鎖していくことになるのです。
『手だけでクラブを上げても連動しない』
手先でクラブを上げていると下半身を動かしても上半身は付いてきません。まずはバックスイングの動作を見直しましょう
出典:『見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方 飛ばない、曲がる、安定しないをスッキリ解決!』/著:阿河徹
公開日:2022.02.21