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当てに行く意識が強すぎてヘッドスピードが落ちてしまうアーリーリリースとは?【見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方/阿河徹】

Text:阿河徹

アマチュアに多いスイングの問題②【悪いクセ②アーリーリリース~当てにいく意識が強くてヘッドを動かしてしまう動き】

●フェースをスクエアに戻す意識が強すぎる
バックスイングで左手首が曲がり、手とクラブに90度くらいの角度をつきます。これらの動作をコックと言います。トップからの切り返しで、手首のコックを維持しながらダウンスイングしていきますが、早いタイミングでコックをほどいてしまう現象が見られます。これが問題の悪いクセの1つ「アーリーリリース」です。

アーリーリリースになる要因は、ヘッドでしっかりボールに当てようと、フェースをスクエアに戻す意識が強すぎることです。クラブと腕を早い段階からまっすぐにしてはいけないのです。 


これで改善!  グリップエンドを先行させてシャフトをしならせてみよう!
理想的なダウンスイングは、切り返しで手首のコックが保たれたままクラブが下りて、時計の9時を過ぎたあたりからコックがほどけていくこと。手首のコックが一気にほどけることで、シャフトがしなってヘッドは加速します。じつは、グリップエンドを先行させることで、クラブが下りながら自然とコックがほどけます。あとはシャフトをしならせるように振るイメージを持つことがポイントです。


出典:『見るだけで劇的に上手くなるスイングの作り方 飛ばない、曲がる、安定しないをスッキリ解決!』/著:阿河徹

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