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4スタンス理論におけるボクシングでの最適なタイプ別構えとは!?【廣戸聡一ブレインノート】

Text:廣戸聡一

ボクシング 競技別解説

間合いで相手を制する

対人競技であるボクシングにとって、「間合い」は勝負の明暗を分ける重要な要素です。間合いを制することができれば自分のリズムで動くことができ、相手を翻弄するような戦いもできるようになります。ボクシングでの間合いは、単に相手との距離の問題ではなく、お互いに殴る・殴られる可能性のある位置から、いかに角度を変えて自分に有利な間合いを作れるか、ということがポイントです。自分の身体がどこに動くかが大切ですから、構えた拳だけではなく、身体全体で間合いに入っていく意識を持つようにします。

そして、相手との座標位置が決まってからパンチを繰り出します。ボクシングは「移動しながらパンチを出す」と考える人が多いようですが、実際は「移動してからパンチを出す」のが基本です。相手を両手で捉える構えをとり、面の入れ替えでしっかりと打つことで、効くパンチになります。Aタイプは前足が着いたらすぐに打ち、Bタイプは後ろ足が前足に追いついてから打つ、と、それぞれタイミングに違いがありますから、自分のタイプの動きを把握し、また、相手の動きもよく見極めることが大切です。

競技の起源

古代ギリシャのオリンピックでは、紀元前688年の第23回大会からボクシングが採用されていたという記録が残っている。現代のボクシングにつながる競技が行われるようになったのは、18世紀に入ってから。当時はノールールで行われていたが、試合で死亡者が出たことから初めてルールが導入され、次第に近代のボクシングスタイルが確立されていった。

タイプ別構え

【書誌情報】
『廣戸聡一 ブレインノート 脳と骨格で解く人体理論大全』
著者:廣戸聡一

「本来の自分の身体の動きと理屈を知り、身体だけでなく精神的な部分との兼ね合いの中で、“いかにして昨日の自分を超えるか”という壮大なテーマを、人体理論の大家であり、日本スポーツ・武道界の救世主と呼ぶに相応しい、廣戸聡一が、自身の経験と頭脳のすべてを注ぎ込んで著す最強最高の身体理論バイブル。四半世紀でのべ500,000人の臨床施術により、多くのトップアスリート、チーム、指導者、ドクターとの関わりの中で行き着いたトレーニング&コンディショニング理論の集大成、ここに完成。オリンピック競技を含む全52種目を個別にも論及、紐解いた、すべてのアスリート、指導者、スポーツファン必携の書!