「橈骨」を軸に回外させる!
●始動は「右橈骨」の回外が鍵
G1スウィングの始動は、「橈骨(とうこつ)」を軸に右前腕を回外させるのが鉄則。
それだけで自然にフェースが開きながらクラブが上がっていき、巻き付きトップが形作られます。
「尺骨(しゃっこつ)」を軸にして回外させると、腕が身体から離れてしまって腕と身体が連動しなくなるのでNGです。
【世界標準】スウィングの始動は右前腕の回外
●フォローでは「左橈骨」が回外する
切り返してからフォロースルーにかけては、左前腕が「橈骨」を軸に回外することが重要です。
そうすることで手元が身体の近くを通り、右手が下のままグリップが先行した状態で身体が回転します。
左手首が手のひら側に折れる「掌屈(しょうくつ)」の形になることも大事なポイントです。
出典:『世界標準インパクトで飛ばす!G1スウィングの真実』著/板橋繁
【レッスンプロ情報】
●板橋繁
Gold One Golf Schoolディレクターオブゴルフ。全米ゴルフ教師インストラクター協会日本支部 (USGTF JAPAN) 主席試験官。1967年生まれ。日本体育大学大学院体育学修士課程修了。日体大ゴルフ部時代は同期の伊澤利光プロとともに活躍。卒業後は日体大ゴルフ部コーチ兼スポーツトレーニングセンターに勤務し、オリンピック選手とプロゴルフアーのトレーニングを指導。1995年に渡豪し、ヒルズ学園高校ゴルフ部監督に就任。ジュニアゴルフの育成と数々の勝利に貢献する。2002年からは、豪州のトッププロ養成学校 A Game Golf Academy 日本人担当コーチを務めた。運動力学を主体にした独自のコーチング理論とメンタルコントロール論を確立し、ツアープロのコーチングも担当する。
【書誌情報】
『世界標準インパクトで飛ばす! G1スウィングの真実99%のゴルファーが知らない“裏面ダウン”徹底解説!』
著者:板橋繁
ゴルフレッスン界の風雲児ともいわれている菅原大地プロ。その秘密は、アマチュアに寄り添ったスウィング理論と、わかりやすい教え方にあり、自身のYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」の登録者数は36万人超(2021年11月末現在)を数えるほどの大人気ぶりだ。菅原プロの目指すスウィングは「力がなくても飛ばせるスウィング」=最大効率(サイコー)スウィング。効率のいいスウィングの実現が飛距離を伸ばすことにつながるという。本書では、そのスウィング・メカニズムをていねいに解説し、ゴルファー人生最大の飛距離を実現する方法をレッスンする。本書オリジナルのレッスン動画(二次元コード付)とカラー写真によってビジュアル面も充実、わかりやすいテキストを加えた、ゴルファー必読のスウィング・レッスン本である。
公開日:2022.06.20
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