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アドレスで固まってしまう人の対処法とは!?【大人のやり直しゴルフ学/高野裕正】

ショットのミスが激減させるには?

コースでは常に違う景色の中でプレーしますが、練習場のように平坦でマットが敷いてあるわけではないので、池や傾斜、OBがあるなど、さまざまな理由で緊張し、身体が思うように動かなくなることがよくあります。アドレスで固まってしまい、なかなかバックスイングすることができないという人も少なくありません。構えてから打つのがやたら早いデービス・ラブIIIは「アドレスしてからショットまでの一連の流れの中で止まる瞬間を一瞬たりとも作りたくない」とインタビューで答えています。何度も素振りをするなど慎重になって時間をかけ過ぎ、緊張がどんどん強くなるアマチュアゴルファーとは真逆ですね。

●手のワッグル


ツアー会場やテレビでプロの試合を見たことがあると思いますが、選手はショットの前に足をバタバタさせたり、手首を左右に動かしたりしています。手足を動かすことで脳がリラックスし、スイングの再現性を高めてくれます。松山英樹プロはパッティングの時にパターのヘッドをトントンさせますが、それも同じ効果があります。

簡単にできるものは足を軽くバタバタさせて固めないことでしょうか。パターでは親指をグリップにつけたり離したりするのも効果的です。とにかく止まらずに動いていることが肝心です。自分なりに始動しやすい方法を見つけ、毎回必ず意識して行ってください。それが無意識になるまで定着すると自分なりのルーティーンとなり、ショットのミスが激減します。


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