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中学卒業時は「40校から誘いを受けた」鈴木誠也【あのプロ野球選手の少年時代】

Text:編著/花田 雪

侍ジャパンでも中軸を務める鈴木誠也

 19年シーズン、首位打者と最高出塁率を獲得したカープの鈴木誠也。その少年時代、打者としては今と違って、低い打球で外野の間を抜く『中距離打者』。足が速いため、二塁打、三塁打を量産するタイプだった。

 鈴木誠也のその素質は都内、都外に知れ渡り、中学卒業を前にして実に40校ほどから誘いを受けたという。それでも、幼少期から練習を見学に行くなど縁のあった二松学舎大附へと進学。

 当時の鈴木誠也少年を指導した荒川リトルシニアの石墳成良さんは「ヤンチャではありましたけど、素直で真っ直ぐ。曲がったことは絶対にしない子でした」と語る。


高校時代には、最速148キロを記録した鈴木誠也

【書誌情報】
『あのプロ野球選手の少年時代』
刊行:宝島社

 プロ野球選手は一体、どんな少年時代を過ごしてきたのか――?
 本書は、侍JAPANに名を連ねる日本を代表する選手たちの少年時代を、小・中学校の指導者や本人から取材した記録集です。
(まえがきより一部抜粋)

 本書では、秋山翔吾、前田健太、柳田悠岐、菅野智之、山﨑康晃、鈴木誠也という6人のメジャーリーガー、プロ野球選手の少年時代を知る指導者に話を聞き、それを一冊にまとめている。
 また嬉しいことに秋山翔吾、柳田悠岐、山﨑康晃といった選手本人からも、当時のエピソードを聞くことができた。

 些細な思いつきからはじまったこの企画が一冊の本にまとまり、世に出るのはなんとも不思議な気持ちだ。
 誰もが憧れるスーパースターにも、ひとしく『少年時代』がある。彼らがどんな子ども時代を過ごし、どんな成長曲線を描いてきたのか。
 本書を通して、その『知られざる時代』を少しでも伝えることができれば幸いだ。

【本書掲載の選手】
秋山翔吾
(大津スネークス/湘南武山フェニックス→横浜金沢リトルシニア→横浜創学館高校→八戸大学→埼玉西武ライオンズ→シンシナティ・レッズ)

前田健太
(岸和田イーグレッツ→忠岡ボーイズ→PL学園高校→広島東洋カープ→ロサンゼルス・ドジャース→ミネソタ・ツインズ)

柳田悠岐
(西風五月が丘少年野球クラブ→八幡少年野球クラブシニア→広島商業高校→広島経済大学→福岡ソフトバンクホークス)

菅野智之
(東林ファルコンズ→相模原市立新町中学校→東海大相模高校→東海大学→読売ジャイアンツ)

山﨑康晃
(西日暮里グライティーズ→荒川区立尾久八幡中学校→帝京高校→亜細亜大学→横浜DeNAベイスターズ)

鈴木誠也
(荒川リトルシニア→二松學舍大学附属→広島東洋カープ)