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【札幌記念連覇】産駒はGⅠ馬2頭。自身もオークス&天皇賞秋を制した名牝とは?

Text:あもあもだいち

ラッキーライラックらが参戦の札幌記念

 8月23日、夏季開催唯一のグレードGⅡ競争「札幌記念」が開催される。 札幌記念は1990年にダートから芝へ変更となり1997年にGⅡに格上げ。以降は賞金(2020年は1着7000万円)の高さと秋を見据えてGⅠ馬など有力馬が集結することから、“スーパーGⅡ”と言われている。

 今年も、そのスーパーGⅡ札幌記念に、ノームコア、ペルシアンナイト、ラッキーライラックのGⅠ馬が参戦!!これらのGⅠ馬達以外に、前走の函館記念を勝って復活したアドマイヤジャスタ、札幌・函館競馬場の洋芝が得意のポンデザールなども、勝ちを狙っている。

 レースの前に、札幌記念を制した名馬を紹介しよう!!

1997・1998年勝馬「エアグルーヴ」

 オークス(優駿牝馬)を制したダイナカールを母に持ち、早くから素質馬として注目されていたエアグルーヴ。1995年の阪神3歳牝馬S(GⅠ)では、ビワハイジの2着に敗れるも、次戦の1996年チューリップ賞で、そのビワハイジに勝ち初重賞制覇。

 本番の桜花賞は熱発により回避。熱発明け、ぶっつけ本番で迎えたオークスでは、1番人気の支持に応え、母ダイナカールとの母娘制覇を果たす。

 秋華賞では10着に敗れ、骨折が判明し長期休養に入る。また、この時にパドックでのフラッシュ撮影でイレ込み(興奮状態)、馬場入場でも収まらない状態での発走となった。そのため、これ以降パドックではフラッシュ撮影が禁止されるようになる。

 明けて1997年、骨折明けとなった初戦マーメイドSに勝利し、続く札幌記念を皐月賞馬ジェニュインらを降して重賞連覇。迎えた天皇賞(秋)では前年の勝馬バブルガムフェローに競り勝ち、オークス以来のGⅠ勝ちとする。

 翌98年、2年連続参戦となった札幌記念では、牝馬にとってかなりキツイ58kgの斤量を課されるも、連覇を達成。これはグレード制以降では初、そして現在唯一の連覇馬となる。

 引退後、繁殖牝馬としては、アドマイヤグルーヴやルーラーシップなどGⅠ馬を輩出している。

 果たして、この名馬に続くスターホース誕生となるか⁉発走は、8月23日 札幌競馬場 11レース 15時45分予定。