パッティング練習をすればゴルフがもっと楽しくなる
ゴルフが上手くなるためには、単に技術を高めるだけなく、感性を磨くことも必要です。しかし、アマチュアゴルファーのほとんどは、“技術の習得”に多くの時間を費やしています。皆さんもそうではないですか?
もちろん、技術の習得に時間をかけることは悪いことではないのですが、そればかりをやっているとだんだん煮詰まってきます。たとえば、スライスに悩んでいる人が、それを克服するために多くの時間を費やしたとします。しかし、アマチュアゴルファーの練習量で、また、指導者がいない状況でスライスを克服しようとしても、なかなか直るものではありません。
そうこうしているうちにゴルフは難しいものだと思い始め、本来好きでやっているものなのに苦しさを覚え、ストレス解消のつもりだったのが逆にストレスをため込むといったことになりかねないのです。
そんな状況に陥らないためにも、感性を育むための時間を設けることが必要です。なぜなら、感性を育む時間というの は、技術を高める練習ほどストイックではなく、遊びの部分が多いからです。また、感性を育むことで、距離感も養われます。
ご存知のように、距離感というのは距離をコントロールしなければいけないパッティング、アプローチとバンカーショットで必要になり、全体のスコアの中の60〜70%をこの3つが占めます。つまり、距離感が手に入れば、ゴルフのスコアが格段にアップするというわけです。
【書誌情報】
『とことん上手くなる! パッティング家練メソッド』
著者:松本哲也
ゴルフのパットがうまくなるために、1アドレス(構え方)、2ストローク(打ち方)と距離感、3グリーンの読み方を写真を交えてその方法をわかりやすく解説。ラウンド当日の練習方法も、5分間~20分間の練習時間別に紹介。パッティングは、グリーンの傾斜を読む力、その感性を育むために必要な基礎技術をこの本で体得していただきたいと願いながら書きました。技術と感性が向上し、スコアアップに、そしてゴルフのおもしろさアップにつながりましたら幸いです。
公開日:2020.02.12