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50球でコースの実戦感覚が養える練習法とは!?【大人のゴルフ練習帳/中井学】

Text:中井学

スイングのここを見直したい、体の動きのこの部分をチェックしたいというときなどは使うクラブは1本で十分ですし、先ほど申し上げたドライバーと9番アイアンを交互に打つ練習も効果的です。

その他にも、コースプレーを想定したシミュレーション練習もしましょう。よく出かけるコースのホールレイアウトを思い出 して、まずドライバーで打ち、ロングホールなら次は5番ウッド、ミドルホールの第2打なら7番アイアンを使い、距離感が合わなかったり方向が左右にずれたりしたら、今度は残りの距離を50ヤードとか、30ヤードなどと自分で決めてアプローチウェッジで打つという具合に、1球ごとにクラブを持ち替えるのです。

クラブはパター以外の13本のすべてを使っても構いませんが、実戦練習があまり複雑にならないように、ドライバー、5番ウッド、7番アイアン、アプローチウェッジの4本くらいに絞ることを勧めます。

コースプレーの順繰り練習も距離感を意識しよう

ときにはドライバー、3番ウッド、6番アイアン、9番アイアン、サンドウェッジの5本を使って、クラブを順次持ちかえる順繰り練習をしてみるとか、ショットの出来を見て自分で残り何ヤードとかを決めて打つなどをすると、実戦感覚が養われますし、集中力も高まります。わずか50~60球でも18ホールをプレーしたくらいに、密度の濃い練習ができます。ただし、この順繰り練習はクラブごとの距離感を意識しないと無意味です。練習場のスペースの中で仮の目標を設定し、どのくらいの距離を打つかを明確にしておくことが重要です。

【書誌情報】
『週1回30球で上手くなる!大人のゴルフ練習帳』
著者:/中井学

20年間に渡り多くのアマチュアゴルファーを指導してきた著者の中井学プロ。彼らから聞く声で一番多いのが「一生懸命練習しているのに、なかなかスコアアップできない」という言葉。上達するには練習は欠かせませんが、その成果が表れないのはもったいない練習をしていて、もう少し練習を工夫すれば、もっと早く上手くなれる」とプロは言います。要は練習の無駄を省けば効率が上がり、それだけ上達のスピードも上がるわけです。この本では、「週1回、それも30球程度」で身に付けられる練習の仕方を写真を交えて紹介しています。「ドライバーと9番アイアンによるスイングづくり」「練習場でつかめる的確なボール位置」「上下左右に球を打ち分ける」など、スコアアップに結びつく効率的な練習法が載っています。本書で「練習をスコアに変える」方法を身に付けましょう。